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◇◆GELマガ Vol.656◆◇
〜エル・ゴラッソ鹿島担当・田中滋のメールマガジン〜
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1.もう一度、やるべきことを確認
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/【練習レポート】
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試合直後、仲間隼斗が「今年の鹿島というのはもっともっと前へ前へというのを
強くして、相手にペースを握らせないゲーム展開ができれば理想の形なんじゃな
いかなというふうに思ってるんで、まだまだ課題がたくさんあるなと感じました」
と言えば、佐野海舟も「でも試合の中でたくさんの課題も出ましたし、まだやる
べきことの方が多い。勝ちましたけどみんなそう思っていると思います」と指摘
する。
今週のトレーニングでは週末に[4−3−3]のC大阪を迎えるにあたって、チームと
してもう一度、攻守でやるべきことを再確認した。
名古屋戦は3−0の快勝だったが、攻守ともにやってきたこと、積み重ねてきたこ
とが半分も出せなかったかもしれない。
攻撃面では、名古屋が3人の選手を中盤に配置したため、中央のエリアになかな
かボールが入らなかった。次のC大阪は[4− 1−4−1]、もしくは香川真司が前に
出た[4−4−2]の陣形で守備をしてくると思われる。[4− 1−4−1]のときは、札
幌から移籍してきた田中駿汰がアンカーポジションに入るため、今回もトップ
下の選手が簡単にフリーになることは難しいだろう。C大阪と対戦したFC東京は、
鹿島と同じ[4−2−3−1]の並びであり、トップ下には荒木遼太郎が入っていたが、
なかなかボールに触ることができていなかった。
現在、鹿島ではトップ下のポジションを土居聖真と樋口雄太で準備している。準
備の段階では、C大阪の両WGを牽制する意味で、名古屋の後半と同じ編成が組ま
れていたが、トップ下に入った樋口はなかなか変化がつけられず苦戦していた。
スペースに入ってボールを待つリンクマンタイプの選手ではないこともそうだし、
守備側のIHに入った土居聖真がつねに嫌なポジショニングをしていたことも影響
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