2024年03月08日
■ 好業績&高配当が魅力の3月決算企業
主に個人投資家の間では、相変わらず高配当株人気が続いている。聞くところによると、ここにきて日経平均株価が史上最高値を更新してきたことにより、あらためて新型NISAの口座開設申し込みが殺到しているという。投資初心者という方も少なからずおられるなか、配当水準が高めの銘柄に目を向ける向きも多いのだろう。
7日の東京株式市場で、日経平均株価の構成銘柄から配当利回りが高い銘柄を選んだ「日経平均高配当株50指数」が2017年1月の算出開始以降の最高値をつけた。日本企業のコーポレート・ガバナンス(企業統治)改革や株主還元策への期待に加え、新しい少額投資非課税制度(NISA)も追い風となり、高配当株に買いが集まっている。まして、多くの企業にとって決算期末となる3月を迎え、月末に向けて権利取りの動きも強まりやすい。そこで、今回は一定の条件をもとにスクリーニングを実施してみた。
*営業増益率(予想)=前期比10%以上 *最終増益率(予想)=前期比10%以上
*ROE=8%以上 *予想配当利回り=3%以上 *時価総額=100億円以上
*予想PER=20倍以下 *来期も増益となる期待が大きい
以上の条件でスクリーニングした結果、抽出された銘柄のうち幾つかを以下に挙げておきたい。
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