【 メルマガ読者の皆さん、お元気でしょうか? 週二回発行を目指しながら今週は挫折してしまいすみません。
外資系の会社経営と若者向けのキャリアコーチングを両立すると、とんでもない仕事量に追われています。
特に海外のIT部をあらたに日本から統括することになり、新規の仕事を同時進行で進めています。ぜんまいオヤジにさようならします(笑)!
パラレルで複数の仕事を同時に進めるのは外資のトッププレイヤーにも会社経営者にも必須なスキルであり、体系だてて、分りやすく皆さんにお伝えして行きます。神業的なスキルで、脳内アドレナリンがバンバン噴出します。次号を楽しみにしていて下さい! 】
ヒデキは同僚の彼女と連れだって高級中華の“トゥーランドット” に向かい、会社支給の残業食事代で収まるように、シャンパンとディナーセットをオーダーした。この店に来れば、経費の範囲内で夕食にありつけ、なおかつシャンパンで乾杯まで出来たのだ。
アーク森ビルの2階には、カラヤン広場に面してカジュアル・フレンチの “オーバカナル” や、昼時には行列のできる “大島ラーメン”、そして高級中華の “トゥーランドット”、麻布十番の店から成功してチェーン展開した洋食屋 “満点星” などがあった。
ランチタイムには時間を節約するためにコンビニ弁当や、サブウェイのサンドイッチで手軽に済ませる社員も、夕食時には8時まで残業すれば、会社に請求できたので、息抜きに同僚と一杯やりながら食事をし、そしてまたオフィスに舞い戻ってロンドン時間やニューヨーク時間のカンファレンスコールに備える社員が多かった。
東京市場では上位一握りの層に入る社員を、同業他社から高額の年収で引き抜いてくると、いきおい人件費は高騰し、会社のふところが痛むので、アメリカの大企業は基本給を上げる代わりに、無料のドリンクや食堂、寛容なタクシー券の使用、ふんだんにある福利厚生制度などの代替手段で社員の士気を高め、人件費の部分には歯止めを利かせるという知恵を用いていた。
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