【 2024年03月11日 】第586号
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┃午堂登紀雄の「フリーキャピタリスト入門 ┃
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■先週の活動と振り返り
今日はあの東日本大震災から13年目、私のライフスタイルの変化の契機、そしてこのメ
ルマガの原点(の一部)にもなった日です。
当時私は大阪出張に向かう新幹線の中で、ちょうど京都の直前ぐらいで5分ぐらいの緊
急停車があり、「地震の影響で」というメッセージだけだったので、まったく気にしま
せんでした。
そのあと大阪での仕事中、妻から「大きな地震があったけど大丈夫か」という電話を受
けたものの、私は気にせず仕事を続け、夜は飲み会。
そのまま大阪のホテルに宿泊し、翌日、岡山の実家に寄ったときに姉から「ヤバいこと
になってる」と聞き、テレビで現実を知りました。
なので、あの揺れは実際に体感しておらず、恐怖を感じたわけではありません。
しかしその後の混乱はご存知の通りですし、私も経験しました。
電車など公共交通機関は麻痺し、帰宅難民と化した大勢の人たちが徒歩で数時間かけて
家に帰っていたそうです。
私は翌日すぐ自宅に戻り、特に影響はなかったものの、すでにガソリンスタンドは長蛇
の列、コンビニやスーパーも買い占めでモノがないという状況でした。
幸い、当時は都心のマンション住まいで車は持っておらず、冷蔵庫の中には食品がたく
さんあったしトイレットペーパーなどの備蓄もあったため影響はほぼありませんでし
た。
テレビで放映が繰り返される津波の映像に戦慄していましたが、もっと恐ろしかったの
が福島第一原発の爆発です。
政府や東電は「メルトダウンではない」などと言っていましたが、私はおそらくメルト
ダウンだろうと確信に近い印象を持っていました。
(実際、後日東電はメルトダウンだったことを認めました)
直後に仕事仲間からも「あれヤバくない?」という連絡も来て、「どうする?」みたい
な会話をしました。
数日は自宅にこもって外に出ないようにしていましたが、原発周辺の避難指示などの様
子を見ていて怖くなり、いったん日本を出ようと決意。
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