173前編「社会貢献者とベトナム・カンボジアを旅する。語り合う。」

久米信行(裏)ゼミ「大人の学び道楽」 授業や講演では話せないこと。連載やSNSでは書けないこと 毎月第1-4 火曜日発行 vol.173 2024/3/12発行 *========*========*=======*=======* 社会貢献者とベトナム・カンボジアを旅する。語り合う。 *========*========*=======*=======* ●INDEX● １. 今週の東奔西走＆七転八倒 　社会貢献支援財団ベトナム・カンボジア研修旅行１ 　東南アジアで社会貢献を続ける６達人と過ごした６日間 　１）NPO法人グレーターメコンセンター副理事長 　　　井本 勝幸さん 　２）ミャンマーファクトリー・クリニックと菜園の会代表 　　　名知 仁子さん 　３）ノリア孤児院・Hope of Children代表 　　　岩田 亮子さん 　４）KURATA PEPPER 代表 　　　倉田　浩伸さん 　５）NPO法人 Seed to Table～ひと・しぜん・くらしつながる～ 　　　伊能　まゆさん 　６）フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN 代表 　　　赤尾 和美さん ２. 大人のアニメ＆映画劇場 　　人はなぜ弱者を虐待するのか 　　「キラーズ・オブ・フラワームーン」 ３．大人の放課後相談室 　　Ｑ どうしたら残業スパイラルから脱することができるか？ ４．編集後記～時には大人もボヤキ＆ため息を～ 　　ASEANの国々は中産階級が主役の先進国になれるか？ *========*========*=======*=======* １. 今週の東奔西走＆七転八倒 社会貢献支援財団ベトナム・カンボジア研修旅行１ 東南アジアで社会貢献を続ける６達人と過ごした６日間 ３月の初めに、私が評議員と表彰選考委員をつとめます社会貢献支援財団のミッションで、ベトナムとカンボジアを訪ねました。東南アジアで医療・難民支援・教育・自立支援などの分野で活躍する社会貢献者表彰受賞者６人と、じっくり語り合う好機をいただきました。 ■社会貢献支援財団と社会貢献者表彰について 公益財団法人社会貢献支援財団は、モーターボート競走法制定20周年を記念し、1971（昭和46）年に設立された民間の公益法人です。25億円の基本財産を持ち、その運用益と日本財団からの助成などで公益事業を行っています。 社会貢献支援財団の目的は、社会に貢献されている方々の功労に報い、その活動を支援して、社会貢献活動の普及と社会の進展とに寄与することです。主要な事業として、功績が広く知られていない社会貢献者の方たちの表彰と支援を行っています。 前会長はソフト化経済センター時代から教えを受けている日下 公人（きみんど）先生でした。現会長は、元首相夫人でNPO活動にも精通した安倍 昭恵さんです。 光栄にも、私は同財団の理事と評議員を歴任し、現在は社会貢献者表彰の選考委員を拝命しています。脚本家の内館牧子さんを委員長に、元国税庁長官の大武 健一郎さんなど５名が選考委員を務め、今回は、ノンフィクション作家の吉永みち子さん、産経新聞編集委員の小川 記代子さんと一緒に視察研修に出かけました。 ■東南アジアで社会貢献を続ける６達人と過ごした６日間 ベトナムでの研修会は、ダナン三日月で開催されました。ホテル三日月は、コロナ禍で武漢から引き揚げた日本人帰国者を、周囲の風評も顧みず率先して受け入れました。その社会貢献活動に敬意を表して、今回の研修会場に選ばれたのです。 最初の１日半は朝から研修会です。今回参加された社会貢献者のみなさんと、財団関係者・選考委員のプレゼンが続きました。社会貢献者６人の活動紹介と志が素晴らしかったので、今回はその概要をご紹介したいと思います。 ぜひリンク先の、社会貢献者表彰のページと、各団体のホームページも一緒にご高覧いただければ幸いです。