ドルが急騰をしている ということは?
おはようございます
株などをほとんどやっていない方にとっては先週まではバスに乗り遅れるな、という雰囲気が一気に、バスに乗り遅れても平気、という雰囲気に戸惑っている方も多いでしょう。というか、一瞬にして空気が変わるこの意味がわからない、という方も多いと思います。投資歴の長い方にとってはいつもの光景、という感じでしょう。
少し先の未来が見えているだけで見える景色が変わると思います。未来が見えていない方にとっては、どうしよう、どうなるのだろう、と思っていることでしょう。こちらのメルマガの読者のみなさんにとって、こういうことを何度も経験していると思いますし、ある程度の先読みをしているこのメルマガは非常に便利なものだ、と思います。これで月額1000円以下はお得感満載だと思うけど、売り上げが伸びない(笑)
■原因と結果
今回の急落がなぜ起こったのか、をきちんと分析をしていない方が、多すぎる、と思います。たとえばNHKのニュースではIT系に利食いが入ったため、と言っていますが、当メルマガの読者には、私はずっと言っていましたよね。3/6-8にかけて金利が急騰をするよ、ということです。でも、実際、金利は急騰をしていません。だったら、なぜ、ということになります。表面上の利回りは関係ないよ、前年と比べてだよ、と耳がタコになるくらいに言ったと思います。
つまりナスダックが高いなんてことはだれでもわかると思います。たとえば、きのう私はNQの前年比は+50.21と記したと思います。このNQの前年比で51以上になった場合には売られるよ、と言った通りの展開でした。だから大陰線を引っ張ったわけです。
ナスダックが主導で上昇をしたことは認めますが、でも本当の上昇の原因は、金利の安さ、主に、2年債の安さによって年明けのマーケットは高騰したのですよ、ということをずっとメルマガでお伝えした、と思います。
つまり私にとってナスダックの上昇幅は原因ではなく、金利が安すぎた結果の帰結が、株高の原因だったのです。そして2年債が3/6-8にかけて前年比でマイナス水準から高くなる、ということはわかりきっていたことなのです。ゆえに3/6-8あたりから調整が始まるよ、ということはわかっていたことになります。途中、かなり弱気になったり、うんちゃらかんちゃら、記しましたが、これが毎日書いている欠陥だと思っています。毎日書くと、その場でおもったことをどうしても記さざるを得ない、と思います。もしかしたら間違っているかもしれない、間違っていたらみなさんにご迷惑をかける前に謝っておかなければ、という思いが先立つのです。迷惑をかけるためにこんなことをやっているのではなく、みなさんに悦んでほしいからやっているのに、迷惑をかければ本末転倒です。そういう想いでやっています。
いづれにしろ、原因はITやNQが高いから下がったのではなく、金利が安いのから高いのに変わったから、株価が安くなっているのです。
■詳細な分析
たとえば、2年債のデータ並びを週末ときのうで比較をしてみましょう。
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