喜多川泰のLeader’s Village Vol.103号です。
村民のみなさんの中には、まだ社会に出ていない学生さんや、社会に出たばかりの若い方もいらっしゃれば、そろそろ定年を迎えるという年配の方のもいらっしゃいます。
そういう人の中には将来が不安だという人もいるかもしれませんね。
でも僕は、
「ただ一つの『習慣』さえあれば、未来はあなたが想像している以上に素晴らしい!」
ということを知っておいてほしいと思うんです。
だから恐れる必要はない。
ワクワクしながら向かっていけばいいんです。
となると気になるのは、
「その習慣て何よ」
ということですよね。
昔読んだ本に、こんな物語がありました。
ある村の入り口に、一人の老人が座っていた。
そこに旅人が通りかかる。
旅人はその老人と挨拶を交わし話し始める。
「私は新たな地を探して旅をしています。以前住んでいた村はひどかった。みんな冷たくて、誰も助けてくれない。お互いを信頼できずに、仲が悪く大変でした。この村はどうですか?」
老人は、
「この村も、あなたが前いた村と同じじゃよ」
と答えた。
旅人は苦い顔をして、
「そうですか。なかなか住み良い村というのはないものですね」
と言ってその村を通り過ぎていった。
しばらく経つと別の旅人が通りかかった。
同じように老人と挨拶を交わし話し始めた。
「私は新たな地を探して旅をしています。以前住んでいた村は素晴らしかった。みんな暖かくて、どんなことでも助けてくれる。信頼しあっていて、仲が良く毎日楽しかった。この村はどうですか?」
老人は、
「この村も、あなたが前いた村と同じじゃよ」
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)