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イオンモバイル、1万円超の200GBプランで家族シェア狙う  石川 温の「スマホ業界新聞」Vol.556

石川温の「スマホ業界新聞」
-------------------------------------------------------------------------------------- 石川 温の「スマホ業界新聞」 2024/03/16(vol.556) -------------------------------------------------------------------------------------- 《目次》 1.イオンモバイルが月額1万円超の「200GBプラン」投入 ----家族のシェア需要を狙い撃ちし、100万回線達成を目指す 2.ZTEジャパンが「nubia」ブランドで日本展開を強化 ----なぜ、ワイモバイルでは「Libero」ブランドなのか 3.KDDIらが「オープンメタバースネットワーク」を結成 ----企業や自治体の「メタバースデビュー」をワンストップで支援 4.今週のリリース&ニュース 5.編集後記 -------------------------------------------------------------------------------------- 1.イオンモバイルが月額1万円超の「200GBプラン」投入 ----家族のシェア需要を狙い撃ちし、100万回線達成を目指す ------------------------------------------------------------------------------------------ イオンモバイルが2024年3月15日、料金の改定発表会を行った。 「さいてきプラン MORIMORI」に関しては30GB、40GB、50GBで値下げを実施。さらに10GBごとの追加を550円刻みで提供するとともに150GB、200GBという大容量プランの追加も行った。 「200GBで1万円を超えるなんて、キャリアのデータ使い放題プランを契約した方がいいのでは」と一瞬、頭をよぎったが、イオンモバイルによれば「シェアプランを意識したデータ容量」ということだ。 イオンモバイルでは、家族でデータ容量をシェアするといったユーザーが増えている。今回、シェアの対象を5回線から8回線に増やすことで、家族だけでなく両親を追加するといったことが可能になる。 また、イオンモバイルでは、データシェアを行う家族それぞれに利用できる最大容量を割り振るといった事ができるようになるため、誰かが使いすぎて、ほかの家族が使えず、不満が出るということもなくなるようだ。 イオンモバイルのシェア前提という料金プラン設計は、戦略としてはとても上手いやり方ではないか。

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  • 日々、発信されるスマートフォン関連のニュース。アップル・iPhoneにまつわる噂話から、続々と登場するAndroidスマートフォンの新製品情報。ネットワーク障害やキャリアの新サービスなど、話題に事欠かないのがスマートフォン業界です。膨大なニュース記事があるなか、果たして、どの情報が重要で、今後を占う意味で重要になってくるのか。ケータイジャーナリスト・石川 温が独自の取材網を生かしたレポート記事を執筆。さらに業界のキーマンにもインタビュー取材を行い、スマートフォン業界の「今」を伝えます。スマートフォン業界人の「必読紙」を目指します。
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