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成田悠輔氏の「老人集団自決論」がダメなのは、「老人はシケイなのだ」というバカボンのパパみたいな事を言ってるに等しいから。それは赤塚不二夫ギャグ級に「論外」である。

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
経済学者の成田悠輔氏の、少子高齢化問題をめぐって「唯一の解決策ははっきりしていると思っていて、結局、高齢者の集団自決、集団切腹みたいなことしかない」と発言した事が再び話題となっています。 この度山本太郎議員が国会で岸田総理に、この成田発言に対する見解を求め「極めて不適切な発言」だとの答弁を引き出したという顛末があったからです。 当方はこの成田氏の発言についてあまりにも馬鹿馬鹿しいものでしたので、ほぼスルーしていたのですが本日、上記報道を目にしたので改めてあれこれ見て見たところ、成田氏の「老人集団自決論」に賛同する声が、世間に多数存在しているという点に大層驚きました。 非常識な愚者が一人騒いでいるだけならまだしも、一定の世論支持を受けているという状況そのものが深刻な問題でありますから、今日はこの成田発言の何がダメなのかを改めて解説したいと思います。 彼の発言がダメな最もシンプルな理由は、 「何、非常識なこと言ってるのだ。論外だ。」 というもの。 つまり「成田老人集団自決論」は、世間の「常識」(common sense)から考えてあり得ない暴言だ、というのが、最もシンプルな理由です。さらに常識的な視点から成田氏に対して、次のような言葉を繋ぐこともできるでしょう。

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