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◆【ビジネス発想源 Special】
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2024/03/16 Magazine by M.Hironaka
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『ビジネス発想源 Special』第1053号、
第2部です。第1部と併せてご活用下さい。
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●今週の「講談からの発想源」
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「講談」の歴史や技術を紐解いていけば、
伝わりやすさというPRの真髄が分かる!?
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【第9回】講談界の現状
「講談からの発想源」、
今回も一席申し上げたいと思います。(パパン)
落語の世界には、
落語協会と落語芸術協会があって、
それぞれに落語家が所属していて、
その体制を知ってから落語を聞くと
なお楽しめると聞きます。
それと同じように、今の講談の世界にも
協会の分裂の歴史というのがあります。
講談界には東京と上方ではまた事情が
異なりますが、今回のお話は
東京の講談界のことでございます。
まず、宝井派や一龍斎派や田辺派など、
多くの講談師が所属しているのが
「講談協会」という歴史の古い団体。
昨年から8代目の会長を務めているのが
四代目宝井琴調で、歴代の会長には
宝井派と一龍斎派が多く並んでいます。
そしてその「講談協会」から、
1991年に二代目神田山陽が独立して
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