メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

第101回:政策実現への近道!アカデミアとの効果的なパートナーシップのコツ

政策人材のための教科書 ~現場の声を政策につなげるために~
  • 2024/03/19
    • シェアする
目次 1.アカデミアとの連携は、政策実現における最短ルート 2.そもそも大学は民間とのコラボに前向き 3.連携先の大学を選ぶポイント①:連携に積極的か、実績があるか 4.連携先の大学を選ぶポイント②:信頼されているか 5.連携を成功させるために:大学教授は何を気にするのか?を知っておく 6.政策につなげる観点で意識すべきポイント① 自治体との連携 7.政策につなげる観点で意識すべきポイント② 政府の資金活用 8.まとめ 1.アカデミアとの連携は、政策実現における最短ルート あなたは画期的な健康アプリを開発し、政府の健康サポート予算を利用して、アプリを普及させたいと考えましたが、行政官からは「このアプリが本当に効果的なのか」という疑問を持たれ、あまり理解してもらえません。 壁を超えるために必要なのは、どんなことでしょうか? 有力な方法のひとつが、「アカデミアとの連携」です。 役所の担当者は制度の運用はプロですが、エビデンスの正しさを判断するのは必ずしも専門ではありません。加えて、民間企業単独の研究は「結論ありき」「偏ったデザイン」と疑われがちです、 では、そこをどう信頼してもらうのか。その答えが、役所が信頼する大学教授などのアカデミアの「お墨付き」があるかどうか、ということです。 大学教授は政府の会議でも専門家として政策の方向性を示す役割を担っており、利害関係から離れた立場にあると認識されています。彼らと一緒にエビデンスを創出すれば、役所も耳を傾けてくれるはずです。 アカデミアと連携することの重要性は理解してもらえたかと思いますが「大学卒業してから、大学とかかわりがないし、アカデミアといわれてもどうやってコミュニケーションをとればいいのかわからない」という方も多いと思います。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 政策人材のための教科書 ~現場の声を政策につなげるために~
  • 元官僚で千正組の 千正康裕と西川貴清が「政策のつくり方」「民間からの政策提言 のコツ 」についてお届け。(発行日はあくまで目安です。) こんな方々にお勧め。1)企業や民間団体で政策や行政に関わる仕事をしている方 2)公務員や議員など政策をつくる仕事の方 3)将来、政策をつくる仕事をしたい 方 4)政策について高い関心を持たれているすべての方。
  • 2,000円 / 月(税込)
  • 不定期