第197回 満5歳 その2 (2024年3月4日)
3月14日(木)、りんご(娘の仮名)の幼稚園で、午前、お誕生日会、午後、保護者会があったので、この日はピラティスの個人レッスンも鍼灸も入れませんでした。
りんご(娘の仮名)の晴れ姿と細やかな気配りで子どもたちを喜ばせることにかけては天才的なO先生の活躍ぶりをどうしても見たかったのです。
そして、まめにお電話、お手紙を下さるO先生に直接お礼を言いたかったのです。
前日、遅くまで20日(水・祝)の入試分析講演会用資料を作っていましたので、この日は朝寝坊して妻と一緒に幼稚園に向かいました。
会場の教室に入るとお祝いする側のたくさんの園児たちがわいわいしながらも座って待っていました。
私たちも子ども用の小さな椅子に腰かけ、お誕生日月の子どもたちを待ちました。
誕生日月の子の親は全員その場にいて、両親で参加していている人も何組かいました。
いよいよ誕生日月の子どもたちの入場です。
結婚式を思い出しました。
どの子もうれし恥ずかしそうな顔で入って来て、自分の親を見つけるとうれしそうに手を振っていました。
りんご(娘の仮名)も笑顔で私たちに手を振ってくれました。
誕生日月の子どもたちは前方の椅子の上に立ち、年長、年中、年少の順に先生がひとりずつにマイクを向け、大きな声で自己紹介してくれました。
「みやもとりんご!5歳になりました!」
拍手!
会場に入ってからずっと涙目でしたが、このときは
「立派になったなあ。」
と感涙しました。
この幸せな空間にいられることを心の底から感謝する一方で、不幸な環境にいる世界の子どもたちに思いを馳せ、申し訳ない気持ちにもなり、
「絶対にいい世界にして、子どもたちに引き継いでもらう!」
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