《抜粋》
「アメリカの2月の消費者物価指数」と「アメリカの2月の生産
者物価指数」は市場予想を上まわり、「市場の期待」を裏切る内容
のものでした。
「市場の期待」とは、「『インフレが2%に向かって低下している』
とFRBが『確信』を持てたならば、FRBは利下げを年後半から複
数回開始できる」という「期待」です。
ところが、今年に入って1月2月と、アメリカ国内のインフレ上
昇率は市場想定ほどには鎮静化しなくなったのです。
同じく賃金上昇率も想定以上に下落しなくなっています。ここの
ところの賃金上昇率は5%前後で足踏み。賃金が下がらなければ、
物価も下がりません。
しかも、2023年のアメリカの実質GDP成長率は3.1%もの
高さを維持していた模様。
アメリカ経済は未だに力強く成長軌道に乗っているようなのです。
これでは、インフレが鎮静化しそうにありません。
そういった中、明日に控える3月19~20日のFOMCはタカ派
への「大きな政策転換」を行なうかも知れません。
↓ ↓ ↓
・この20日発表される「ドットプロット」はタカ派に振れるでし
ょう。
・さらに、この20日に発表される「FRBによる四半期に一度の
経済見通し」では、「金利見通し」で大幅な「タカ派転換」が起き
ると一部識者から見込まれています。
20日発表の「FOMCの「ドットプロット」では、市場の期待ほ
どには利下げが行なれない内容となるでしょう。
さらに、中長期の政策金利の予想が従来の2.50%から
3.50~4.00%へと大幅に上昇修正されることが一部の識
者から予想されています。
イエレン・アメリカ財務省長官も「短期金利でも長期金利でも、今
後は『高めの金利』時代が訪れるだろう」と13日には記者団に話
しています。
3月19~20日のFOMCでは、「高めの金利」時代の到来の「号
砲」が鳴らされる可能性があるのです。
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