通貨高が来ている?
おはようございます
3月の下旬にも入ったのに、朝5時で私の住んでいる地域では雪。もう4月の足音が聞こえているのに、暑さ寒さも彼岸までと言われているのに雪です(笑)。こういう天候のときは経験則では暖冬、あったかい、ということになるのですけどね。雪を目の前にすると、あったかい、という感情は吹っ飛んでしまうものですね。ともかく、最近は雨が多いので、去年のような暑さはない、とは思うのですけど・・・、さて如何に?
■FOMC前とFOMC後を比較する
今回のFOMCのコンセンサスは、声明文にて、あるいはドットチャートにて、今年の利下げの回数に変更があるのか、ということが焦点だったらしい、のです。なぜ「らしい」というのかといえば、私からすれば利下げの回数など減る可能性の方が高い訳です。理由はPPIの上昇や最近の商品市況の動きなどを見ていると、インフレなど終息の兆しなどないじゃん、と考えていたのです。ところがマーケットのコンセンサスは金利は据え置きと私と一緒の予想であり、そして、その利下げの回数が減るのか、否かということをコンセンサスにしていたのですから、私の考えと一致するわけがないのです。私は利下げの回収など増やすワケないじゃん、通常に考えて現状維持だろ、ないしは、最悪の場合には利下げを減らす、ということでした。増やすことなどは1ミリも考えていない、市場はその可能性もある、とみていた、のです。
発表されて、この事実に気づいて、コンセンサスの内容を精査するのは大事なことだ、と改めて再確認をしたのです。
このように認識がずれているときには事実の確認をすればいいのです。
マーケットの価格構成要因は1.ドル2.金利3.GDP+需給を考えていけばいいだけの話です。
FOMC前 FOMC後
金利 上昇傾向 下落傾向?
ドル 上昇傾向 上昇傾向
GDP 3.2 3.2
需給 変わらず 変わらず
実際にはFOMC前とFOMC後ではほとんど変更がなく、現状をすべて維持をしたのですから、マーケットの動きには変更がない、ワケです。
ただ、金利の下落傾向というのは、今は、というよりも今朝は下がっているのですから、下落としていますが、中身は何も変わっていないのですから、FOMCを受けての下落で、基本路線は上昇傾向となると、考えています。
通貨は、みなさんはあまり認識していないと思いますが、ここのところドルは急騰をしています。金利が上昇しているからドルインデックスが上昇したのであろう、と考えている方が過半だと思いますけど、ドル単体は大きく上昇をしているのです。ドル単体はいつも雇用だよ、と言っている通りで、春になれば例年、雇用は米国では増えます。
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