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【渡辺勝幸4938号】富貴や名誉を求めるでなく、幽囚の学びに暇なし

渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン   第4938号 令和6年3月22日(金)発行   発行部数 9,625 部 【富貴や名誉を求めるでなく、幽囚の学びに暇なし】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【富貴や名誉を求めるでなく、幽囚の学びに暇なし】 朱子の註に「聖人の心は」云云、 聖人の心は、 貧賤の境遇にあっても、 うらやましいのほしいのといって慕う心が外に動くこともなく、 富貴の境遇にあっても、 うれしいの楽しいのといって喜ぶ心が中に動くこともなく、 どんな境遇にあってもその境遇なりに落ち着いて安らかで、 自分はそれに関係するところがないのです。 それは、自己の本性が、 その場その場において安定しているからである、とあります。 わたくしは、この註に対し、次のように考えます。 貧賤でも慕わず、富貴でも動かないというのは、 枯禅といってよいでしょう。 わたくしの考えでは、舜には、 一種の至上の楽しみがあったからこそ、 貧賤であっても慕うひまがなく、 富貴であっても動くひまがなかったというべきです。 その至上の楽しみというものは、 孔子や顔回の楽しみとしたところと同じであります。 ですから舜の「いり米を食い草を食う」なりに楽しんでいたのは、伊尹が 「湯王の招聘など何になるか。 わたしは、畑のなかで暮し、堯・舜の教えられた道、 すなわち仁義を楽しむほうがよいと思っている」 といったものと同旨であり、

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  • 【仙台発!】政治家であり起業家である渡辺勝幸の日刊メルマガ。9年以上、3,500日以上連続でメルマガを書いています。政治経済の裏事情、起業家、経営者向けのおトク最新情報を、独自の視点と素早く貴重な情報で、意識の高い経営者、ビジネスパーソンに毎日お届け。1通20円ですが、得られる情報はメディアにないものとなります。失業、起業、震災、選挙落選、そして当選とここ数年波乱万丈な人生を送っている筆者が、東北の真の復興のための活動報告も。著者は宮城県議会議員(仙台市若林区)44歳。起業集団株式会社つくる仙台経営(起業支援、創業スクール事業)、東北大学大学院講師。
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