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国際戦略コラム NO.p0812 ???
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/ ???
2024.03.25 ???
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ロシアの負けは確実だ
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ロシアの敗北は確実になってきた。経済力の差が大きいので、短期
奇襲戦争での勝利はあるが、長期戦争の勝敗は経済力で決まる。
この事実を検討しよう。 津田より
0.米国と世界の状況
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NYダウは、コロナで2020年3月23日に18,591ドルまで急落したが、
2024年2月23日は39,131ドルで過去最高値となり、3月15日は38,714
ドルで、18日は75ドル高の38,790ドル、19日は320ドル高の39,110ド
ル、20日は401ドル高の39,512ドルで更新、21日は269ドル高の
39,781ドルで更新、22日は305ドル安の39,475ドル。
先週、株価は700ドルの上昇したが、4万ドル達成にはならなかった。
FOMCは、金利据え置きにしたが、今年予想する利下げ回数は3回を
維持した。パウエル議長は、物価が下がってきている証拠をもっと
見る必要があるとした。利下げ回数を維持したことで、米国株は上
昇した。
しかし、株高で株価が4万ドル目前であり、FRBの利下げはおかしい
。資産バブルを助長しかねない。5%金利で米政府の利払いが1兆ドル
を超えている。米政府としては利下げをしてほしいのであろう。
大統領選挙では、トランプ前米大統領と関連企業の不正をめぐる民
事訴訟でNY地裁が巨額の支払いを命じた問題で、控訴に必要な巨額
の保証金を納める期限が迫るが、この保証金確保のめどがないよう
だ。
トランプ氏のウクライナ支援打ち切りで、ロシアを勝たせるという
意見に、多くの富裕層や知識人、ビジネスマンが反発して、選挙資
金の提供を拒否しているからだ。世界のことを何も考えない中間層
以下の強烈な支持者は、お金がないので少ししか献金ができない。
このため、選挙資金等が不足することになる。
それと、米商業不動産価格の下落で、トランプ氏のビジネス・メイ
ンの不動産価値が、大きく毀損している。このため、資金がない状
態に陥っているようだ。
ということで、資金面で、トランプ氏は行き詰まっている。これに
輪をかけて、NY地裁はビルの差し押さえを始めるという。トランプ
氏は絶体絶命の危機になっている。
最後の望みは、自身が創設したソーシャルメディア「トゥルース・ソ
ーシャル」の運営企業、TMTGを上場して、資金を得ることだ。
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