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週刊Life is beautiful 2024年3月26日号: AI Chatは、Google検索を超えるか?、オンライン・ビデオ講座

週刊 Life is beautiful
今週のざっくばらん AI Chatは、Google検索を超えるか? 少し前に、このメルマガで、Googleの検索ビジネスが危機に瀕している、という話を書きましたが、Lex Fridman によるSam Altman のインタビューを聞いて、さらにその確信が高まりました。 人々がネット検索をするのは、何らかの問題を解決するためで、検索そのものが目的ではありません。今は、たまたまネット検索が有効な手段ですが、人工知能を活用した、より便利で役にたつサービスがあれば、人々はそちらを使うようになると思います。 そこで実験として、私が抱えている問題をChatGPTなどのAI Chatサービスに投げて、検索と比べて、どのくらい有効な返事が返ってくるかを調べてみました。 投げかけた質問は、「ハワイの海で、Stand-up Paddle Boardをしながら、Hydrophoneで拾った鯨の声を聞くためのハードウェアを入手(もしくは制作)したいと思います。どうやったら良いでしょう。時々水に落ちるので、デバイスは全て防水である必要があります。」というものです。 ChatGPT、Google Gemini、Claude、Perplexityの4つのサービスに上の質問を投げかけた結果を下に貼り付けておきますが、結論から言えば「検索より便利だけど、まだ不十分」です。もっとも役に立ったのは、使うべきHydrophone(水中マイク)の具体名を挙げてくれたClaudeですが、同時に勧めてくれたLoftonic Societyの方は、妄想のようです。 ChatGPTのサービスが始まって、まだ1年強しか経っていないことを考えれば、上出来と言えます。問題によっては、既に検索よりも便利になっているし、1〜2年の間に、大抵のケースで、検索よりも便利なレベルにまで進歩していても不思議はありません。 ChatGPT (GPT4) ハワイの海でStand Up Paddle Board(SUP)をしながら鯨の声を聞くためのハードウェアを入手、または自作することは、素晴らしいアイディアですね。鯨の声を聞くためには、水中マイクロフォン(Hydrophone)を使用し、その信号を防水スピーカーやヘッドフォンで聞けるようにする必要があります。全てのデバイスが防水である必要があるため、具体的な手順と推奨される機材を以下にご紹介します。必要な機材水中マイクロフォン(Hydrophone) - 水中の音を拾うためのマイクロフォンです。防水性能が高く、海水で使用可能なものを選びましょう。防水ケースに入った録音装置またはトランスミッター - Hydrophoneからの信号を録音するための装置、またはリアルタイムで信号を無線送信するトランスミッターです。完全に防水のケースを選びます。防水ヘッドフォンまたは防水スピーカー - 海上で鯨の声を聞くために必要です。特に耳に装着するタイプの場合、SUP中に落ちても大丈夫なように固定がしっかりしているものを選びましょう。バッテリーパック(防水) - 長時間の使用に耐えるため、充電式の防水バッテリーパックを用意します。入手方法既製品の購入 - 防水性の水中マイクロフォンや防水ヘッドフォンは、オンラインショップや専門店で購入することができます。特に、ダイビング用品を扱う店舗には、海中で使用できる防水音響機器があることが多いです。自作 - 既製品を改造するか、または部品から自分で組み立てることも可能です。例えば、市販のHydrophoneを購入し、防水ケースに入った小型の録音装置に接続することで、自作のシステムを作成できます。自作する場合は、電子機器の防水処理に関する知識が必要になります。注意点防水性能の確認 - 全ての機材が、特に塩水で使用する場合に耐えうる防水性能を持っていることを確認してください。製品のIPX等級(防水等級)をチェックすると良いでしょう。安全性の確保 - 海中での使用を想定しているため、機材がSUPボードにしっかりと固定されるようにし、安全に配慮してください。法律と環境保護 - 鯨やその他の海洋生物を観察する際は、地域の法律や規制を遵守し、生物にストレスを与えないように注意してください。

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