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第112回 民進党政権の不安定さこそ台湾海峡最大の不安要因だと晒した漁船衝突事件

富坂聰の「目からうろこの中国解説」
 厦門・金門島海域(以下、厦金海域)で台湾・海巡署の巡視艇が取り締まり中に中国漁船に衝突、4人の漁師が海に投げ出され、うち2人が病院に搬送後に死亡するという事件が発生したのは2月14日のことだ。 大陸で「2・14悪性海上漁船衝突事件(以下、「2・14事件」)」と呼ばれる中台対立の新たな火種だ。  日本での関心は、決して高いとは言えないが、中台双方のメディアはいまも熱い報道合戦を繰り広げている。  事件から1カ月と10日が経ち、あらためて際立っているのが台湾・民進党政権の対応の拙さだ。 蔡英文政権はいったい何がしたいのか。

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