厦門・金門島海域(以下、厦金海域)で台湾・海巡署の巡視艇が取り締まり中に中国漁船に衝突、4人の漁師が海に投げ出され、うち2人が病院に搬送後に死亡するという事件が発生したのは2月14日のことだ。
大陸で「2・14悪性海上漁船衝突事件(以下、「2・14事件」)」と呼ばれる中台対立の新たな火種だ。
日本での関心は、決して高いとは言えないが、中台双方のメディアはいまも熱い報道合戦を繰り広げている。
事件から1カ月と10日が経ち、あらためて際立っているのが台湾・民進党政権の対応の拙さだ。
蔡英文政権はいったい何がしたいのか。
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