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vol.70「人気俳優からプロデューサーへ 苦悩と挫折の先に見つけた新たな世界(小橋賢児さん) 」

小松成美の伝え方の教科書-ノンフィクション作家に学ぶコミュニケーション術
「小松成美の伝え方の教科書 ノンフィクション作家に学ぶコミュニケーション術」 vol.70「人気俳優からプロデューサーへ 苦悩と挫折の先に見つけた新たな世界(小橋賢児さん)」 【今週の目次】 ============== 1. 成美のつぶやき └待ちに待った北陸新幹線の延伸 2. 人気俳優からプロデューサーへ 苦悩と挫折の先に見つけた新たな世界(小橋賢児さん) └何もないオンボロの家から飛び出した先の世界 └ドラマのブレイクによって自身を取り巻く世界が一変!? └失っていた感性を取り戻したある日の「号泣」 └NHK朝ドラの『ちゅらさん』が20年の時を経て再放送 └俳優からイベントプロデューサーへの転身 └ジャンルや肩書きに捉われず、創造力を磨く人生を 3. 小松成美の心に残る、あのフレーズ 4. お知らせ ============== 1. 成美のつぶやき 待ちに待った北陸新幹線の延伸 2024年3月16日、北陸新幹線の金沢・敦賀間が開業しました。東京→福井県の敦賀は乗り換えなしで3時間08分で結ばれることになりました。 16日の朝の東京駅での出発式は賑わいました。 JR東日本の深澤祐二社長が、「能登半島地震で被害に遭った皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、1日も早く日常に戻れるよう祈念を申し上げます。首都圏や信越地方から北陸地方への流動がさらに活発になり、北陸地方の間でも交流が深まることを期待しています」と述べたあと、テープカットが行われ、開業が宣言されました。 午前6時16分に下りの「かがやき501号」が敦賀駅に向けて出発するシーンはどこか荘厳で、1番列車の運行にはいつも胸が熱くなってしまします。 今回の開業では、6つの駅が新設されました。石川県の小松駅、加賀温泉駅、福井県の芦原温泉駅、福井駅、越前たけふ駅、敦賀駅です。 東京駅と敦賀駅の間を行き来する「かがやき」と「はくたか」は1日にあわせて14往復が運行します。 16日からは1月1日の能登地震で甚大な被害を受けた北陸の観光を応援しようと、「北陸応援割」も始まりました。首都圏とダイレクトにつながった石川県、福井県の各駅周辺は、春の気候も手伝って大勢の観光客で賑わっています。 私のお勧め観光スポットは、大好きな福井県立恐竜博物館です。 恐竜化石の一大産地である福井県勝山市に建てられた博物館には、恐竜と古代生物、その頃の地質が解説とともに展示されています。 銀色の屋根が光るドーム型の展示室には、「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」の3つのゾーンが並んでいます。広大な空間には、恐竜骨格をはじめ化石や原石など、大迫力の復元模型等が数多く展示されており、子供だけでなく大人も夢中になれるアドベンチャー型ミュージアムなのです。 圧巻なのはやはり「恐竜の世界」です。このゾーンでは、恐竜の全身骨格が50体展示されており、そのうちの10体は本物の化石です。 FPDM(Fukui Prefectural Dinosaur Museum):福井県立恐竜博物館 令和6年能登半島地震による被害は筆舌に尽くし難いほどで、被災者の方々の生活や地域の復興への歩みはなかなか進みません。 ボランティアのために直接能登半島に入ることができない私たちは、観光や購買での支援を益々盛んにしていくべきでしょう。 北陸新幹線の敦賀までの開通は、支援する者たちの背中を押してくれますね。 2. 人気俳優からプロデューサーへ 苦悩と挫折の先に見つけた新たな世界(小橋賢児さん) 皆さんは、小橋賢児さんの名前を聞いて、どのような姿を思い浮かべるでしょうか。 1979年生まれの小橋さんは、子役として芸能界デビューを飾りました。 1994年、社会現象にもなったテレビドラマ『人間・失格〜たとえばぼくが死んだら(TBS系毎週金曜22:00〜放送)』に出演後、全国的に一挙に顔を知られ人気が爆発。その後も、ドラマ『若葉のころ(1996年TBS系毎週21:00〜放送)』、『青の時代(1998年TBS系毎週21:00〜放送)』、NHK朝の連続テレビ小説『ちゅらさん(2001年上半期放送)』など次々に出演し、俳優として大きな人気を獲得しました。 小橋賢児さんのこの頃の姿を思い浮かべる方は、現在も大勢いると思います。 着実に俳優としてのキャリアを歩んでいた小橋さんですが、2007年27才で突然俳優活動を休業し、周囲を驚かせます。 アメリカ合衆国に渡り、世界中を旅しながら多様な文化に触れる事でインスパイアをうけ、映画やイベントの制作を始めることになるのです。

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  • これまでノンフィクション作家として、たくさんのトップアスリートやトップ経営者の唯一無二の「人生」を取材してきました。その経験をもとに、書籍だけでは書ききれなかった小松成美流のコミュニケーション方法や独自哲学を伝えていきたいと思います。経営に、スポーツに、文化に。多岐に渡って、学びあるコラムを配信して参ります。誰もが発信者となる時代に、是非ご参加ください。
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