久米信行(裏)ゼミ「大人の学び道楽」
授業や講演では話せないこと。連載やSNSでは書けないこと
毎月第1-4 火曜日発行 vol.175 2024/3/26発行
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クラタペッパーでカンボジア完熟胡椒の収穫体験
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●INDEX●
1. 今週の東奔西走&七転八倒
社会貢献支援財団ベトナム・カンボジア研修旅行2
1)初めての胡椒収穫体験はクラタペッパーの農園で
2)プノンペンの無信号横断歩道の渡り方
3)プノンペン売り子のやる気事情:大人VS.子供
4)プノンペンのスマホが好きすぎる人たち
5)ホテル・エミオン・プノンペンの絶景プール
6)Cuisine Wat Damnakの絶品フレンチ風カンボジア料理
7)カンボジア電線・水面・電灯・巨樹クラブ大賞
2.大人の放課後相談室
Q 不規則な食生活をサプリで補うには?
3.編集後記~時には大人もボヤキ&ため息を~
プノンペンは超高級外車とスクーター天国
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1. 今週の東奔西走&七転八倒
社会貢献支援財団ベトナム・カンボジア研修旅行3
1)初めての胡椒収穫体験はクラタペッパーの農園で
今回の社会貢献者表彰受賞者の活動視察ミッションで、私が最も楽しみにしていたのは、クラタペッパーの胡椒農園見学と収穫体験でした。
カンボジアを世界有数のコショウ産地として復活させたクラタペッパー創業者 倉田浩伸さんのご活躍を、社会貢献支援財団のページからご紹介いたしましょう。
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1991年、内戦が終結したカンボジアは新たな国づくりへと動きだした。大学生だった倉田浩伸さんは、NGOの派遣隊員として同国を訪れ、経済基盤も生活環境も荒廃していることに衝撃を受け、この国の復興には土地に根付いて育つような産業が必要だと確信し、派遣期間終了後も再三訪問した。いくつかの農産物の輸出を試みては失敗を繰り返す中、内戦前の農業に関する資料から「胡椒」を発見。胡椒の買い付け販売、胡椒農家への投資、自社農園の運営に乗り出したが、輸出はなかなかうまくいかず、資金繰りも厳しくなり「撤退」の文字が頭に浮かぶ。そこへ2001年に秋篠宮ご夫妻が訪柬され、胡椒をお土産として購入されたことをきっかけに、編みカゴバックに入れるなど、パッケージを工夫してお土産品として観光地で販売すると飛ぶように売れ始めた。高品質のカンボジアの胡椒はヨーロッパ各国でも調味料として評判を呼び、カンボジアを世界有数のコショウ産地へ復活させ、自立のための産業の基盤の一つを築いた。今後は「カンボジアの人々に自国の良さを見直して欲しい。胡椒産業が若者の手によって拡大し人々の幸せに繋がるよう次世代を育成することが自分の使命」と語る。
さらに詳しい情報は社会貢献支援財団「ひとしずく」で
https://www.fesco.or.jp/winner/2020_55/winner.php?wid=12563
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