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「小島嵩弘のパウダールーム」(2024年 3月27日 第 665号)
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2024.3/27
完全な「思い付き」だった。
配信をやっていて魔法瓶をプレゼント!なんて。
なんでそうしたのか?もよく分からない。でも作詞で家に籠っていた半年以上の月日の中で、
飲み物の補充にはこの魔法瓶に頼り切っていた。
「タイガー魔法瓶」
子供の頃から聞き馴染みのこの商品。実家で物置の倉庫を整理してたまたま見つけた。
この倉庫には子供の頃からの物がびっしりと家族5人分ある。
そんな広くないんだけど、アメイジングのモノを置くためにスペースを確保したくて、
片付けと称してオヤジとかあちゃんを3度ほど倉庫に呼び出して、断捨離した時に見つけた物だった。
形状も見た目も可愛くて何処か懐かしく、新品だったし気になってすぐ仕事部屋へ持ち帰った。
作詞地獄を一緒に掻い潜ったある意味で戦友的な存在・・・。
見た目と柄に癒された。
お湯を注ぐ蓋をきつく閉め過ぎるとゴムのパッキンが外れたりして、不便だった。
でもそれも何故か愛せた。面倒だなぁって思いながら締め方の加減を気にしながらずっと使ってた。
そうしたら女房が”コストコで買ったやつも使わないともったいよ。きっとコストコの方が、お湯が長持ちするよ”
そう言われて急にオレにコストコで買った一回り大きな軍事用品のようなゴツイ魔法瓶を差し出した。
確かに。
お湯としての長持ち的には、最新版のコストコの勝利だった。
でもタイガー魔法瓶の方が形状と大きさが気に入っていて、なかなか完全移行出来ずにいた。
使わないともったいないよなと思いながら、徐々に魔法瓶を切り替えた。
でもでもタイガー魔法瓶の方がなんか愛らしい。見た目をとるか?機能か?秤にかけ、
長時間部屋にいるので機能を選んだ。
仕事部屋からタイガーを撤退させる気になれず、当初は並行して使った。
お湯を溜める以外なんの取り得もないんだけど、他の使い勝手を探している日々の中で、
ある日の配信中に「プレゼント」を思い付いた。
欲しい人いるかな?って聞いてみた。
だって今更魔法瓶しか機能がないものが必要かな?と思った。
古くて不具合も少しあるものは普通要らないでしょ?
今や魔法瓶は電気化しコンビニに置いてある便利な電気のポットに進化もしている。
予想を裏切ってマニアックなファンは配信中、これを欲しがった。
で、オレも捨てる気になれなかったので完全なる「思い付き」でプレゼントにして、
挙げ句の果てに大抽選大会もその場でルールを決めながら行う「思い付き」で行った。
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