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ダービー卿CT 2024/03/30「AI軸馬指数」

笠雄二郎の「血統批評」と全馬の「AI軸馬指数」
中山のマイルのハンデ戦と来れば、もう混戦 になるに決まっている。その中でも、東風S か東京新聞杯組が強いレース。重賞の掲示板 くらいの実績はほしい。血統的には、ノーザ ンダンサーの血が圧倒する。ノーザンダンサ ーのクロスがあると、少しは安心する。サン デーやキンカメも来るが、ノーザンテースト やデインヒル主体に、ヌレイエフやリボーや ドイツ血統、といった渋い血を持って、中団 差しができる馬が強い。と、分析してみなく ても混戦に決まっている。さあ、どうするか。 https://www.jbis.or.jp/horse/0001312392/pedigree/ パラレルヴィジョンはノーザンファームのキ ズナ。ノーザンダンサーは、リファール、ス トームバード、ダンチヒ、サドラー、ザミン ストレルと入って、6・5×6・5・7だ。 これだけあれば、ギシギシに走ってこないと いけない中山マイルでも、ひるまないだろう。 特に光るのは、Storm Bird ≒The Minstrel 4×7だ。これは完全に〈4分の3同血クロ ス〉以上の濃さがある美しいニアリーだ。ダ ート転向して1勝1敗。ああいう競馬もでき る。芝時代は、千八で、私の時計理論『時計 理論におけるスローペースの簡単補正法』で スロー補正して、1分44秒台が2回出てい るが、アルナシームあたりにやられた。ダー トのマイルをキレイに差し切り、前走は芝に 戻して芝のマイルを初めて使ってイン差しで 快勝。これでマイルは2戦2勝になった。キ ズナだから二千を3勝して上がってきたが、 意外や、マイルがベストだった可能性がある。 前走で中山マイルのLは勝ったが、重賞を使 ってないから人氣がない。東京新聞や東風S 組が強いが、ニューイヤーSなら、それに次 ぐのではないか。ノーザンファーム、国枝師、 戸崎と環境は悪くない。今週からBコースで 今は読めないが、1枠引いて、前走のような イン差しができれば有利だ。例年の春開催は、 大雑把だが、Bコースに替わると中伸びにな る傾向があるが、それなら勝負どころから中 めに移せばよい。今年は、なんとも言えない が、内が泥が跳ねるわりに、先週まで内が意 外としぶとかった。まあ、前に何頭かいるだ ろうから、戸崎がメインレースまでに、あち こち通ってみて、なんとか考えるだろう。追 切りは良かった。よく乗り込めている。フォ トパドックはないが、前走のパドックはマズ

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  • 笠雄二郎の「血統批評」と全馬の「AI軸馬指数」
  • 土日の競馬開催日(当日か前日送信)を中心目標に、 不定期で、 (1)全馬の18種類の競馬ファクターの全データを総合指数化して提供 (2)◎△★など、印を打ちます (3)有力馬の、血統を主に、注目のファクターに触れて批評します。 その週の番組から、 格の高い重賞2レースの配信を基本線としています。 血統論や馬体を見る目は誰にも負けません。 競馬専門紙、血統専門誌、各競馬雑誌を経て、デイリースポーツの連載コラムを19年担当。
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