拾われし者|No.173|原田寛|芦原英幸と直弟子たち
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メールマガジン『拾われし者』 No.173
全日本テコンドー学生選手権大会(後編)
フルコンタクト空手界からテコンドーへの挑戦記。
東京オリンピック代表に向かい勇敢に挑んだ2人の空手家がいた。
中量級に空手界のプリンス・小野寺天汰選手そして、軽量級に原田 龍選手。
共に、佐藤塾が主催するPOINT&KO全日本選手権大会覇者。
ローキックが禁止のポイント制のルールにおいて、最もテコンドールールに近い大会であり、その実績による高い評価に白羽の矢を受けての挑戦。
5月から本格的にテコンドーの競技に邁進し、この全日本学生選手権大会までの4ヶ月間必死に、出来うる努力を最大限に重ねての初挑戦だった。
軽量級の部門は、ベスト4に進出すれば、年明け早々に開催される全日本大会への出場権が与えられる。
オリンピック代表選手になるには、何としてもこの学生選手権大会を勝ち抜き、全日本大会へ出場し優勝を納めなければならない。
厳しき道のりではあるが、果敢に挑み先ずは、初戦のデビュー戦を白星で勝ち上がる事が出来得た。
そしてついに、全日本大会出場権を賭けて第1シード強豪選手とのベスト8での激突だった。
名もなき空手選手がプライドを引っさげ、ほとんど知られる事のない勇敢に挑んだ話である。
ここでは、激闘の足跡を事細かに伝えていきたい。
ついに、全日本大会への出場権を賭けた戦いの火蓋が開こうとしていた。
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