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山崎和邦の投機の流儀vol.617

山崎和邦 週報『投機の流儀』
▼617号 ---------- 2024/03/31 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山崎和邦の投機の流儀 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ *それぞれの項目が「独立」して「読み切り」になっています。ご関心ある部分を拾い読みみくださるという方法もあります。 しかし、強調しておきますが、政治・経済・文化・社会風俗、この世に在りて在るもの、森羅万象が相場に無関係なものはありませんから、出来るだけ広く述べるようにしております。 【 今週号の目次 】 ■ 第1部;当面の市況 (1)記録ずくめの「2023年度」は、斯くて終わった。 (2)個人金融資産、総額の2割がリスク資産に―地殻変動の余地は大きい。 (3)「脱デフレ」の波は、全国の地価にも現れ始めた。伸び率はバブル期以来、33年ぶりの高さである。 (4)3月の不動産株は軒並み高 (5)債券市場の機能は、まだまだ回復したとは言えない。この債券市場の機能を回復させることが円安にブレーキをかけて、安定した正道に戻る契機となろう。 (6)34年ぶりの円安水準 151.97(3月27日) (7)「貯蓄から投資へ」の突破口は開かれた。 (8)「デフレは未だ脱しきれず、よって頑張る」という認識が生きている間が、青春期相場の華なのだ。 (9)社長100人アンケート=「分配」には頑張るが、「成長への好循環」はうまく行っているのかを見極めたい。 (10)「押し目待ちに押し目なし」だが「焦るな、相場は明日もある」「買わざる恐怖に惑わされるなかれ」 (11)賃上げの追い風が吹く銘柄の方が、手掛けやすい。 (12)「地殻変動」は始まっている。 (13)重厚長大で古典的なオールドエコノミー会社は、半導体銘柄中心の中でも生きている。 ■ 第2部;中長期の見方 (1)将来は「成長する経済には、少しずつの利上げが伴う」と考えたい―「利上げするということは、景気は良いということだ」これを忘れてはいけない。 (2)植田緩和の本質を見誤りたくない。 (3)用心すべき「日米株価デカップリング論」 (4)今はバブルの欠片もないが、将来は必ずバブルめく時が来る。その時のために、今から心構えを練っておきたい。 (5)東電と北電は、折に触れて活況を呈するであろう。 (6)プーチンの失敗と今後の問題 (7)GDP不況でも、日本の株価は上昇する―著名経済学者は屡々見通しを大いに過つ。 [ 来週号に回す項目 ] 〇今は客観的係数から見ても、世俗もバブルの気配は全くない。 〇今はバブルではない。自分が儲けていない人々が、嫉妬でバブルと言うだけだ。

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  • 山崎和邦 週報『投機の流儀』
  • 大学教授(国際金融論、日本経済特殊講義)かつ投資歴61年の現役投資家。前半は野村證券で投資家の資金運用(セルサイドの立場)。後半は自己資金で金融資産を構築(バイサイドの立場)。現在は現役投資家、かつ「研究者」として大学で講義(研究者の立場)。メルマガはこの三つの立場から相場の深層を述べるという趣旨です。メルマガ内で2018年秋以降「アベノミクス相場の大天井圏内にある」と指摘し、現金保有高を高めるように警告。2020年3月15日号で「百年、兵を養うはこの一日に用いんがため」と断言し、その4日後、3月19日に日経平均は1万6500円の大底をつけ、11ヶ月後には3万700円と1.8倍になった。
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