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【宅建プレミアム2024】No.817:Lesson22-1 [IN]

保坂つとむの「宅建」合格塾~プレミアムバージョン~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 一気読みテキスト:Lesson22 借地借家法(借地)前編 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★最低5回は読むべし!★ 建物の所有を目的として “他人の土地を利用”する場合…  ↓ 民法上,「地上権(物権)」と「土地賃借権(債権)」の 2つのメニューが存在するが…  ↓ 実務上は, 「土地賃借権」が“主流”なのが実情である。  ↓  ↓  ↓ なぜなのか?  ↓ 「土地賃借権」の方が, 地主にとって“有利”だからである。  ↓  ↓  ↓ そこで…  ↓ 民法上の「地上権」と「土地賃借権」の違いをまとめてみた。 1)存続期間は?  ↓ ● 地上権   ⇒ 何年でもOK! ● 土地賃借権 ⇒ 最長で50年! 2)対抗要件は?  ↓ ● 地上権   ⇒ 地上権登記          (しかも,地主に登記協力義務アリ!) ● 土地賃借権 ⇒ 賃借権登記          (ただし,地主に登記協力義務ナシ!) 3)譲渡や転貸は?  ↓ ● 地上権   ⇒ 自由(地主の承諾不要!) ● 土地賃借権 ⇒ 地主の承諾がなければNG! このように…  ↓ 上記のいずれも, 「地上権」のほうが強力な内容となっている。  ↓  ↓  ↓ だから,地主からすれば, できるだけ“弱い”権利である「土地賃借権」で貸したい…  ↓ と考える心理は,十分に理解できるであろう。  ↓  ↓  ↓ しかし…  ↓ 「土地賃借権」では, “借主の保護が十分でない”のも事実である。  ↓  ↓  ↓ そこで…  ↓ 「借地借家法」で, “借主側の保護”を図ることにした。  ★ホサコメ★  このような理由から,  「民法」と「借地借家法」の内容が,それぞれ異なるときは…   ↓  “「借地借家法」が優先”されることになっている。   ↓   ↓   ↓  “一般法”と呼ばれる「民法」に対し,  「借地借家法」は“特別法”と呼ばれるが…   ↓  一般法と特別法では,  “特別法が優先”されるのが,  法律界の“おきて”となっているのだ。

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