第640号
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岩上安身のIWJ特報!
「クリミア半島が奪われることになれば100%と言っていいぐらい戦術核を使う
可能性が高まる! これは確実です!」
岩上安身によるロシア・ウクライナ研究の第一人者である評論家
元日本経済新聞記者・元朝日新聞モスクワ特派員・元高知大学大学院准教授・
塩原俊彦氏インタビュー
(その6)
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(その5)のつづき
2024年1月22日、ロシア・ウクライナ研究の第一人者である塩原俊彦氏に岩上
安身が行ったインタビューの続きである。
・塩原俊彦氏(IWJ撮影、2024年1月22日)
https://bit.ly/3IZGksa
岩上は、ロシアへの経済制裁をはじめ、米国への従属が長期化することで、疲
弊させられるのは、従属国の欧州、日本ではないか、と問いかけた。
これに対して塩原氏は、「連携を結ぶべき欧州が、現在ガタガタなので、日本は
アメリカに媚を売って追従し続けるしかない」と答えた。しかし、それとともに
、「米国がとんでもない国なんだっていうことを、知る人が増えないと」と語り
、自分が既に『アメリカなんかぶっ飛ばせ』という書籍の原稿を執筆済みである
ことを明かした(※1)。
岩上が、ウクライナの中に、海上戦等でクリミア奪還をけしかける動きがある
ことを指摘すると、塩原氏は「軍事にかかわることは、言いたくないが」と前置
きした上で、「クリミア半島にそういうことをすると、ロシアの戦術核攻撃を誘
発するのは100パーセント確実」と断言した。
しかし、ロシアがウクライナを核攻撃しても(ロシアが西側に対して核で報復
するので)第三次世界大戦にはならないが、西側がロシアに核で反撃すれば、第
三次世界大戦になるため、それはできない。「ウクライナのどこかに10発打ち込
もうが、20発打ち込もうが、西側は何もできないわけですよ。原理的に」と、塩
原氏は分析するのである。
◆自国で資源を賄えない日本は、これからも米国に媚を売り続けるしかないのか
? 「米国がとんでもない国だと知る人たちが、もっと増えてほしいんです」!!
◆ロシアがウクライナを核攻撃しても、西側諸国は手を出せないのが現実!「や
り返したら第三次世界大戦になる。欧米ができるのはロシア批判だけ」
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◆自国で資源を賄えない日本は、これからも米国に媚を売り続けるしかないのか
? 「米国がとんでもない国だと知る人たちが、もっと増えてほしいんです」!!
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