ここのところのドル円相場は1ドル151円から152円の間の
「とても狭いレンジ」を行ったり来たりしています。
この狭いレンジを上抜けるのか、下抜けるのか???
ドル円を巡る為替市場では、近いうちに「大きな変動」が起きそ
うな様相です。
今のドル円の適切な為替水準(=理論値)はざっくり「1ドル
110円あたり」と推定されます。ところが、今の為替市場では
1ドル150円を超える大幅なドル高円安が進行しています。
市場が決めている「1ドル150円超え」のドル円相場は、理論
値からあまりにも乖離し過ぎていると言うことになります。
このまま「行き過ぎた円安」を放置していると、輸入物価の高止
まりが原因で日本国内の内需が「株式投資を行っていない中低所
者」を中心に冷え込んでいってしまいます。
そこで、先週から、ドル円が1ドル151円97銭あたりに近づ
くと、日本財務省から「断固として対応する!!!」との「強い
牽制」発言が繰り返し出ています。
おそらく先週の時点で、日本財務省は為替市場に介入することを
決断していると思われます。
あとは、実行に移すだけの段階。
日本財務省が為替介入を発動したならば、それが「引き金」とな
って「大きなドル安円高トレド」の流れを形作ることでしょう。
この「為替介入」で、ドル円は一気に5~6円は動いて
1ドル146~147円くらいのドル安円高へと、あっという間
に動くことでしょう。
そして、2024年半ば以降には、ドル円の為替市場では「理論
値への回帰」がゆっくりと始まるのではないでしょうか????
かくして、ドル円を巡る為替市場で近々「ドル安円高トレンドへ
の大転換」という「嵐」が巻き起こることが予想されます。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)