喜多川泰のLeader’s Village Vol.106号です。
四月最初の金曜日です。今日から新年度という学校の先生もたくさんいらっしゃるでしょう。
学校を取り巻く環境は日々複雑になり、さまざまな問題をそれぞれの現場が抱えていることでしょう。新しく先生になった人の離職や心の病で休職する人が後を絶たない問題は、今や一部の学校だけの問題ではなく日本全体の問題となっています。
村長もこの問題に対して何かできることはないかと、これから先生になる人、または先生になったはいいが自分には向いていなそうだから辞めたいと思っている人に向けて、一冊の本を書きました。
それが、
「サクラ咲け 〜優しき先生への道」
「もう読んだ」
という村民の方もいらっしゃると思いますが、まだという先生は是非読んでみてほしい。
これまで百人以上の先生を育ててきた村長が、新しい先生を育成するときにどのようなことに気をつけて指導してきたかということを簡潔かつ例を交えてわかりやすくまとめて見ました。
新人の人は向かうべきベクトルが、中堅やベテランの人は、後進の指導の新たな視点が得られることと思います。
そして、読んで「これはいいぞ」と思ったら、この本を必要としている人にこの本の存在を教えてあげてくださいね。
「先生って面白い!」
「先生になれて幸せだ」
と感じられるきっかけになるはずです。
そして、一人でも多くの、この本を必要としている人に届けるべく、もう読んだという人の感想を募集しています。いただいた感想は僕のホームページ上で掲載させていただきますので、よろしければお寄せください。
さて、三月から四月にかけては教員や指導者対象の講演が多くなります。
新年度に向けて新たに「心」を整えるのに一番いいのはこの時期です。
Leader’s Villageの村民のみなさんは、やはりリーダー、つまり経営者や管理職そして先生といった、人を指導する立場の人が多いと思いますが、そういった方を対象とした講演会によくあることを今日は一つテーマにしたいと思います。
講演後に質疑応答があるときがありますね。
手が上がらないこともよくあるんですが、
「あまりにも凄すぎて、何か聞きたいことがあるとかの次元を超えてただ圧倒されてました」
なんて言われることもあるので、必ずしも手が上がるだけがいい雰囲気とも言えないんですけどね。
そんな中、質疑で一番多く受ける質問内容がこれ。
「子どもが本を読んでくれないんですが、どうしたら本を読んでくれるようになるでしょうか」
「ああ、それ知りたい!」
って思いました?
他にも、
「部下に、先生に教えてもらった価値観を伝えてるんですが、思ったように動いてくれない」
「職場の中に、いつまでも仕事を覚えてくれない人がいる」
「どうしてもこちらが言うやり方を受け入れてくれない人がいる。どうしたら…」
「保護者がこちらの話を聞いてくれないんです。どうすれば…」
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