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【痛くない死に方 2024年第14号】小林製薬 紅麹パニックに思う ――薬とサプリの境界線とは?

長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 2024/04/06
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2024年 第14号 【長尾和宏の痛くない死に方】 長尾和宏です。配信が遅くなり申し訳ありません。 お天気があまりよくない日々ですが、この一週間で桜が全国各地で咲き始めました。 フーテンの僕は、今までの忙しさを挽回するように今年の桜を愛でています。 三日前は京都で、そして一昨日と昨日は、茨城県守谷市で満開の桜を、仲間達と見る ことができました。 初めての茨城県守谷市での講演は僕と、YOUTUBERとして今、武見厚労大臣を追い 詰めている藤江成光氏とのコラボレーション。藤江氏は以前にニコニコの「長尾チャン ネル」にお呼びしたことがあるが、あらためて昨日の講演会で「超過死亡」のお話しを 伺い、藤江さんの緻密な仕事ぶりに驚いた。緻密にデータを積み上げ、そこに科学的な 推理を加えていく。同時に、どうしてこういう調査を国立大学にいる教授たちがやらな いのか、不思議で仕方がない。藤江さんを応援したい。今日は確か横浜で武田邦彦先生 と講演会をやっているという。彼こそが真のジャーナリストだと思う。 この活動をやっていて、真のジャーナリストに会えた。そして、真の看護師さんにも。 昨日、僕を守谷市に読んでいただいた、この講演会の主催者・川崎洋子さんである。 Xのアカウント上では「うさぎ」さん。今回、守谷市中央公民館が満員になったのは、 彼女とその仲間たちの熱意があったからだ。何か月も前から駅前でビラ配りをしてく れた。しかもそのビラには、川崎さん自らの携帯電話番号を載せている。 どんな人から電話が来るかわからない。でも、ネットで申し込むことが難しい地元の 高齢の人にも来てもらわなければ意味がないと、あえて携帯番号を記し、クレーム紛 いの電話にも、丁寧に対応をしていく。もちろんすべて、自腹。彼女はまったく儲け ゼロ、というかすべて手弁当である。優しい旦那さんと千葉県房総から片道3時間も かけて守谷市に何度も出向いて、たくさんの人を講演会にスカウトしたという。 「どこでやっても同じ顔触れの講演会じゃ、何も広がらないから」 という彼女の活動はまさに「草の根」。僕は前乗りしたのだけれど、ちょうどその時も 守谷駅前で幟を立て、彼女は仲間たちと活動中。そこに誰かが通報したのか、警官が 3名駆け付けた。「何やってるの?」マスクをした若い警官3名に突然囲まれる。 だけど川崎さんをはじめ、誰も怯まない。「なんでマスクをしているのですか?」 「ワクチンの怖さを知っていますか?」。詰め寄る警察官に、堂々と話しかけている。 すると警察官たちも、「ああ、コロナワクチン、いっぱい死んでいるんでしょう? 僕もBBC見ているから知っているよ…」とこちらの話に乗ってくる。 そう、彼らだって本当はわかっている。「え? この人はお医者さん? 大阪から守谷 に来てくれたの? それはそれは…」と労ってくれもした。興味深そうに明日の講演 のチラシを読んでくれている。彼らが足を運んでくれたかどうかはわからないけれど 僕はとても嬉しかった。 草の根の大切さに、あらためて気が付いた二日間だった。 講演会の後には、たくさんの人が僕の本のサイン会に並んでくれた。 ワクチンを打ってから「がん」になってしまったという人、認知症が進んだという人、 僕がサインをしているあいだに皆さん、切々と訴えてくる。僕のことを初めて知った という人も多くいて「すごいお話が聴けてよかった」と口々に言ってくれる。 「私は打っていないのですが、打っている旦那とうまくいかなくて…」と相談をして くる女性もいた。でも、ワクチンなんかが理由で離婚しちゃ駄目だ。国の政策が家族

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  • 長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 本邦初!100パーセント「死」のことについて語るメルマガ。2000人以上を看取った医師であり、日本尊厳死協会副理事として、日々「死」と向き合う医師と一緒に、死に方について考えませんか? 家族の死と向き合わなければならない人、大切な人が死んで、喪失感から抜け出せない人、今、どうしようもなく「死にたい」人も……あなたのこころに届くメッセージが満載です。
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