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◇◆GELマガ Vol.660◆◇
〜エル・ゴラッソ鹿島担当・田中滋のメールマガジン〜
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1.ポポヴィッチ監督によるライコ評
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/【コラム】
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ラドミル・ミロサヴリェヴィッチが来日、様子がクラブ公式のXアカウントで公
開された。
公開された動画を少し見ただけでも、ライコの性格が伝わってくるようだ。とて
も真面目でポポヴィッチ監督が好きなタイプの選手ということがうかがわれる。
果たして、ポポヴィッチ監督のライコ評はそのとおりだった。
「私がいた4ヶ月の間に彼はボランチのポジションで18試合に出場し4ゴールを決
めました。タイプ的には海舟に似ているかと思います。余り多くを語らずに自分
のタスクを黙々とこなす、という点で海舟に似ていると思います。もちろん、キ
ャラクターが異なる部分もありますが、そういうところは海舟に似ていると思い
ます。チームのために戦えますし、チームを第一優先にして考えられる選手なの
で、チームへの貢献度は非常に高い選手と言えます。このクラブで働くすべての
人から愛されるキャラクターだと思います。ですので、ここでライコらしさを出
して欲しいと思います」
加えて監督は、岳みたいに精度の高いパスやテクニックがあるタイプではありま
せん、とも述べている。YouTubeで確認できた動画は少し以前のものばかりだっ
たが、どうやらそこから感じる印象と大きな違いはなさそうだ。
ポジションは吉岡宗重FDが語っていたように中盤ならどこでもできると監督も認
める。ただし、日本のスピード感や欧州とのリズムの違いなど、チャヴリッチと
同じように苦労する部分があることも理解していた。
「ポリバレントな選手なので出るべきポジションで使うことになると思う。彼の
状況もありますし、チームの状況もあります。プレーのスピード感や欧州のサッ
カーとの違いに順応する時間ももちろん必要です。そこを見極めながら彼がどこ
で生きるのかを見ていきたいです」
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