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今の状況の整理

角野實のファンダメンタルズのススメ
  • 2024/04/12
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今の状況の整理 おはようございます マーケットは大して動いていないのですが、材料はいっぱいありすぎてよくわからないマーケットが続いているというのが私の感想です。為替などが大きく動いているのですが、大きな流れからは動いていないよね、と思います。根本的にはお金あまりのマーケットが基本だと思いますので、金や原油が伸びるのも至極当然の話だと思います。 ■現状のマーケットのテーマ マーケットのテーマは、冒頭で申し上げたように、マネーがあふれ返っている、状態です。つまりお金の需給がユルフン状態で、お金を手に入れようと思えばかんたんに手に入る状態だと言っているのです。ですから、今、株をやっている人は儲かっているのでしょうが、これはお金が手に入りやすい状態なのですから、今後は厳しくなっていく、ということを覚悟すべきだ、と個人的に思います。仕事でも稼ぎやすい環境でもある、ということです。 これが一転、お金の需給が変わったときにお金の価値が上昇するので、稼ぎにくくなる、ということを考えた方がよい、と思います。 お金あまりはなぜ、起こったのか、といえば、それはいうまでもなく「コロナ禍」の所為です。いまのマーケッのメインテーマというのは「コロナ復興」であり、インフレはその不k産物です。ゆえに、インフレで株価などが下がるよりも復興の方がメインテーマなのですから、復興によって株価が上昇している、と考えるのが自然の話です。つまり、株価などのリスク資産を売りと考えるのは一時的な調整であり、何れ、上昇していく、ということです。 そして日本もコロナ復興相場であることは変わりがないのですが、それに加えて1989年のバブル崩壊からの立ち直り相場ですから、ほかの市場と比較して日本株の上昇が半端ない、という状況になっているのです。 アメリカがここ数年、安定的な株価の上昇や債券利回りがあるので、それを囃しているコンセンサスがありますが、上記の説明をみれば、たぶん、今、アメリカをメインに投資している人たちが苦しむことになるだろうね、というのがわかると思います。 ■これが終了するとき これが終了するとき、すなわち、コロナ復興や、日本のデフレ30年の歴史が終わる、ということがマーケットの反転を意味している訳です。参考までに日本のデフレ30年脱却はまだ植田総裁はそれは本格的に認めておらず、今後、認めることになるだろう、ということで、認めた後にさらに上昇する可能性があるわけです。ここで、売りだ、買いだと騒いでも仕方ないでしょ、ということです(笑)。

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