2024年04月12日
■ 好決算の発表相次ぐアパレル各社
アパレル各社の24年2月期の発表がそろそろ一巡する。当期は外出機会の拡大などで多くの企業が好調な結果をだしてきており、その背景にはアパレル以外の事業の成長も見て取れる。
オンワードHDが4月4日に発表した2024年2月期の連結決算は、純利益が前の期の2.2倍の66億円だった。外出需要が回復し主力ブランド「23区」などが堅調。機能性に優れた新規ブランド「UNFILO(アンフィーロ)」でヒット商品も出た。
また、アパレル国内3位のアダストリアが発表した2024年2月期連結決算は純利益が前の期比79%増の135億円で過去最高益となった。人流回復に伴い主力ブランドの販売が好調で収益をけん引している。今後はイトーヨーカ堂など異業種向けの商品供給にも力を入れる方針。企業からアパレルや食品のパッケージなど幅広い商品の企画や製造を手掛けながら、これまで培ってきたブランドや商品の開発生産について持つノウハウを外部企業へ提供する新たな事業モデルを早期に確立する。
このように、前期のこうちょうはもちろんのこと、今期以降の成長にも期待がかかるアパレル各社について、以下にその代表事例を見ておきたい。
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