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皐月賞 2024/04/14「AI軸馬指数」

笠雄二郎の「血統批評」と全馬の「AI軸馬指数」
https://www.jbis.or.jp/horse/0001337645/pedigree/ https://www.jbis.or.jp/horse/0001338404/pedigree/ レガレイラとアーバンシックはノーザンファ ームのスワーヴリチャード。母が1歳違いの 全姉妹で、2頭の血統は全く同じ。ハーツク ライ系にリファールのクロスはA級配合。ハ ービンジャーにもあるからリファール3本ク ロスの豪華さだ。 サンデーサイレンスとノーザンダンサーの 〈組み合わせのクロス〉2×2。これは力強 い。 母が、His Majesty =Graustark のA級配合 を内包するので、Tom Fool や Native Dancer も使って、デインヒル≒ダンシングキイ3× 3となっている。これは凄い。Nijinsky まで 使えば、Dansili ≒ダンシングキイ2×3と も言えるほどだ。3代母がウインドインハー ヘアだから、祖母はディープインパクトと4 分の3同血だ。レイデオロ・スワーヴリチャ ードのダービーの1、2着馬の血統を併せた ような配合で、宿敵の血を混ぜるセオリーに 合致している。ハイセイコーがダービーで負 かされた宿敵はタケホープだったが、ハイセ イコー産駒のカツラノハイセイコは、タケホ ープの血を取り入れてスタミナと切れを補充 し、ダービーを勝った。この血で、2頭は雰 囲気が異なるのは、牝牡の差だろう。これで 同枠とは。どういう帽子を被るのだろう。 レガレイラは、騎手がルメールが骨折で、北 村宏で決めるのか決めないのか1週間以上、 待たせたので、北村宏がプレッシャーに耐え られるかどうか。かなりな問題だ。牝馬の皐 月賞となると、数十年ぶりの偉業で、アスコ リピチェーノあたりとは話が違う。ルメール のように、後方から行っても、大外ぶん回し をやらずに、器用に馬群を縫って外へ出せる かどうか。あるいは5枠だったから、中団差 しをやれるか。 アーバンシックは、追い込む脚質だけは同じ だ。前走はうまく外へ出せなかったので、調 教で併せ馬を外へ外へと併せて、外へ出す練 習をしているから、9番枠から下げて外を回 すと、かなり距離損になる。そうなると、最 後の切れは凄いが、器用なシンエンペラーや、 切れるダノンデサイルに及ばないかもしれな い。7枠くらいが良かったか。 馬体は2頭ともマズマズで、追切りは、レガ レイラは非常に秀逸だった。それだけに、レ ガレイラに横山武かモレイラなら、もっと簡 単だったか。

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  • 土日の競馬開催日(当日か前日送信)を中心目標に、 不定期で、 (1)全馬の18種類の競馬ファクターの全データを総合指数化して提供 (2)◎△★など、印を打ちます (3)有力馬の、血統を主に、注目のファクターに触れて批評します。 その週の番組から、 格の高い重賞2レースの配信を基本線としています。 血統論や馬体を見る目は誰にも負けません。 競馬専門紙、血統専門誌、各競馬雑誌を経て、デイリースポーツの連載コラムを19年担当。
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