━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
高野孟のTHE JOURNAL Vol.647 2024.4.15
※毎週月曜日発行
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《目次》
【1】《INSIDER No.1255》
「花粉症」は花粉が原因ではない?/抗生物質の乱用に
よる免疫機能の破壊を修復するにはゴボウを食べれいい
という真説
【2】《CONFAB No.612》
閑中忙話(4月7日~13日)
【3】《FLASH No.557》
馬鹿なのか利口なのか…岸田首相の明暗を分ける衆院3
補選の行方/日刊ゲンダイ4月11日付「永田町の裏を読
む」から転載
【4】《IPPIN No.005》
私の逸品・その5
<ノンアルハーブ飲料「ルートビア」>
■■ INSIDER No.1255 24/04/15 ■■■■■■■■■
「花粉症」は花粉が原因ではない?/抗生物質の乱用に
よる免疫機能の破壊を修復するにはゴボウを食べれいい
という真説
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
スギやヒノキによる花粉症は今がピークで、テレビの
朝番組などでも盛んに、マスクやゴーグルの着け方や、
帰宅した時の衣服の払い方まで、微に入り細に入りノウ
ハウが語られているが、これでは(症状悪化を多少とも
防げるかもしれないが)このしつこい病を治すことは出
来ない。なぜなら、スギなどの花粉は「原因」ではな
く、抗生物質の濫用による免疫機能の破壊のために続々
と発生した新しいアレルギー症状の1つで、それがその
人の場合はたまたま花粉ごときに反応する形で発現した
「結果」に他ならないからである。
ではどうしたらいいのか? 「ゴボウをたくさん食べ
ればいい」というのが、小柳津広志『花粉症は1日で治
る!』(自由国民社、20年刊)が提唱している、まこと
に単純明快な真説である。
■一種の「薬害」としての抗生物質濫用
小柳津(おやいづ)は書いている。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)