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日刊 大石英司の代替空港

日刊 大石英司の代替空港
日刊 大石英司の代替空港 ▲▽ミサイル防衛の新たな地平▽▲  本日、新聞休刊日、されどニュースは多い。 ※ 尻の突き出しは禁止、TバックはOK…? 公営プールでの水着撮影会、なぜ 醜悪ルールまでつくって認めるのか https://www.tokyo-np.co.jp/article/321107 「ポーズの善し悪しなんてこれ、いよいよ表現の自由に踏み込む話だよな? そ もそもが横乳だの下乳だのと、男同士で話していても埒があかんだろう。モデル でも連れて来なきゃ……。課長! あのほら、徴税課の田中君とか、ちょっと呼 んで来たまえ。彼女、職場に黙ってミスコンとか出ていたんだろう?」 「え? あの美人を鼻に掛けているお局様の田中君ですか? いやそれはちょっ とハードルが高いかと……」 「では誰なら呼べる?」 「去年、福祉課に配属された新人の鈴木君などはいかがでしょうか?」 「君、あんなのが趣味だったのか! 人は見かけによらんなぁw」 「はい……。自分はちょっとその、ぽっちゃり系がどはまりでして」 「うみゅ。ああ係長、ちょっとそのテーブルの上に乗って、この醜悪認定された 四つん這いというポーズをやってみたまえ?」 「え? 白ブリーフのままでよろしいですか? スク水とかの用意はございませんが?」 「いや。ズボンのままでいいから。君のすね毛なんぞ見たくもない」  静々と会議室のテーブルに乗る係長。 「……こんな感じでよろしいでしょうか?」 「いやいや、そうじゃないだろう。もう少しこう……、色気というものを出して だなあ……。やっぱり田中君を呼んでくるか?」 「いやぁ。それは後々、高く付きそうな気がしますが……。係長、もう少し、 ポージングとか工夫できんかね?」 「そう言われましても課長、自分はもっぱら撮る側でありまして……」 「駄目駄目だ! なっとらん(どん!) 君らそれでも公僕かッ? 私がお手本 を見せてやる!」  と、サンダルを脱いで颯爽とテーブルに上がる部長。 「いいか、膝は肩幅より広くだ! 係長、私を見てしかと学べ! 君ら、われわ れの後ろに回ってカメラ小僧をやれ。それでいったん腰を落としてから、男を挑 発するように、ケツをぐいと上げて突き出す!」  部下一同「おおッ!」のどよめき。 「そして、いったん肩を落として、首だけ上げる。いいか、ここはちょっと辛い ぞ。モデルさんの気持ちになって演じるのだ。それから、左手をやや中央に。左 手のみで体重を支え……」 「部長! ちょっとこの姿勢は苦しいであります!」 「そうだ。モデルさんは体力勝負だ! それで、上げたままの首を後ろへ回して カメラ小僧をキリリと睨み回した後に、男を誘うような、ちょっととろんとした 瞳で、右手の親指を甘噛みしてみせる……。こうだ。解るか!」 「おおっ!――。これは神回!」(一同、デジ一眼を構えてカシャカシャカシ ャ! とモータードライブの口まね) 「どうだ? 課長。このポーズは醜悪か? 公共の福祉に照らしてセーフかアウトかッ!」 「は! はい、部長……。こ、これは!(>_<)。何と申しますか、セーフと かどうのと言うより、どこぞのブラック企業の営業部隊で、醜悪極まりない宴会

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  • 作家・大石英司が日々の出来事に関して alternative な視点を提供するマガジンです。政治経済軍事からヲタ他の柔らかい話題まで扱っています。 原則として、毎日発行です(今は月2回、日曜のお休みを貰っています)。契約上は、土日祝日及び、日本の労働習慣に照らして妥当と思われる日数の定休日を頂戴することを明言しております。 システム上、「不定期発行」となっていますが、設定を「不定期発行」にしないと、土日のお休みや、発行者の病気等によって、突然休んだ場合に、システムが事故発生中と判断して、最悪の場合、発行できなくなる恐れがあるからです。
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