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2024年4月15日号「国内のチーム7つ、海外のチーム3つを担当していて、回すのが大変です。回すだけで日が暮れます」

『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」
『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2024年4月15日号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2024年4月15日号 ●赤羽雄二の視点:速さが解決する5つのこと(『速さは全てを解決する』その3)●今週の相談 ・商社の課長ですが、国内のチーム7つ、海外のチーム3つを担当していて、回すのが大変です。回すだけで日が暮れる、という感じです。こういうのはどうやってマネジメントすればいいのでしょうか。 ・Googleアラートがいいことはわかっているのですが、どうもなじめません。どうやって慣れていけばいいでしょうか。 ・部下の話を聞こうと思っているのですが、言っているレベルが低く、仕事もできないので、あれこれ言ってしまいます。話を聞いてもしかたないレベルがあるのではないでしょうか。 毎週月曜日発行 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【はじめに】 本メルマガでは、皆さんからの仕事やプライベート上の多くの悩み・質問にていねいにお答えします。メルマガを購読している方なら、どなたでも質問&相談が可能です。(ご質問: akaba@b-t-partners.com ) 【『ゼロ秒思考』とは】 『ゼロ秒思考』は、マッキンゼーで14年間、その後も多くの企業、個人を支援してきた私が生み出した独自のアプローチです。 「メモ書き」によって思考と感情の「言語化」に慣れ、強化することで、どんな人でも確実に頭がよくなり、心が強くなります。くよくよしなくなります。何をすべきかがわかるので、行動も早くなります。 20数年にわたって改良し、内外で実践していただいた結果、10万人以上の方に効果を実感していただいています。 誰でも、どこでもできて、お金もほとんどかからないシンプルな方法ながら、効果は絶大です。実践された方々からのコメントの一部を紹介します。 「明らかに日々の思考量や行動量が増えた」 「打てば響くような会話ができるようになった」 「オリジナルな企画書をすぐに書けるようになった」 「自分に自信がついた」 「気持ちを素直に伝えらえるようになった」 本メルマガは、この『ゼロ秒思考』をベースに、皆さんの悩みに答えていきたいと思います。 赤羽雄二の視点:速さが解決する5つのこと(『速さは全てを解決する』その3) 1.速さが上がれば、やるべきことにすぐ着手できる 前に述べたとおり、仕事が遅い人と速い人の差はものすごく大きいが、遅い人の場合、仕事の絶対的スピードの問題というよりは、単に締切ぎりぎりまで着手しないということも相当ある。 私自身、追い込まれたとき、追い込まれたものに対しては大変速いが、それ以外は延々と後延ばしにしてしまうのが昔からの癖だ。本を書くことなどはその典型で、現業に追われていると、締切があったとしてもどうしても後回しになる。特に毎日の膨大な数のメールへの返信や翌日の講演用の資料などを優先してしまうので、締切があってないような状況になる。 また、集中できるときは速いが、何かと割り込みがはいって集中できないときのほうが圧倒的に多い。そのため、なるべく割り込みが入らないよう工夫をし、集中して速さを上げている。 仕事が速くなれば、他の業務がどんどん片付くので、締切のある程度前に着手することができるようになる。そうすると何かと好循環が生まれる。あまり苦労なく、心が重くなることもなく、次第にやるべきことにすぐ着手できるようになる。 仕事が速くなれば、人より一歩か二歩先に行くことができるので、あまりプレッシャーを感じることなく大事なことから始められるようになる。 2.速さが上がれば、頭がよりよく動く 仕事が速くなれば、不思議なほど頭がよく動くようになってくる。 まず、何をどうすべきか早く思い付くようになる。このモードになると、新企画案なども一気にできる。何かのヒントに対して閃きが走る。 次に、言葉がどんどん出てくるようになるので、資料・書類作成が加速度的に速くなる。後輩にびっくりされるほど速く作成できるようになる。 さらに、仕事を進めるうえで誰を押さえておくべきか、話を通しておくべきか、クリティカルパス(プロジェクトを進めるうえで鍵となる重要な部分)が見えるようになる。 根回しが必要な日本企業だから、といったようなことではない。海外でも大差ない。誰が部署のキーパーソンで、その人に何かやってもらうにはどうすべきか、そのためには誰にまず話を通すべきか、誰の協力を仰ぐべきか、あまり悩まず考えられるようになる。 もっと進むと、「一を聞くと二が浮かぶ」ようになる。これは、仕事の成果をあげるまでの途中の障害や課題が見えており、次に何をすべきか、どうやって問題を未然に防止すべきか、リードタイムの長い仕事に関してどんな手を先に打っておくべきか、アイデアがどんどん湧いてくる状況だ。 取るべき方策が勝手に浮かぶ。暗中模索のまさに正反対だ。 そうなると落としどころが見えてくるようになる。すると大きな成果が確実に出るようになるので、上司や顧客に喜ばれ、かつ社内の関連部署、協力企業にとっても好ましい形で仕事を進めることができるようになる。困難な仕事でも慌てることなく、すいすいとこなしていく。。

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  • 『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」
  • 34万部の『ゼロ秒思考』など24冊と、年間100回のセミナーなど、1万人を超える方々の成長を支援し、悩み相談にお答えしてきた赤羽雄二による、「成長を加速する人生相談」です。 どうすればもやもやを解消しもっと早く成長できるのか、どうすればもう少し自信を持って仕事に取り組んだりプライベートの悩みを解消したりできるのか、皆さんから頂く質問にお答えすることで、迷いをなくし気持ちよく進んでいただきたいと考えています。 また、人生相談の他にも「赤羽雄二の視点」と題したスペシャルコラムをメルマガ内で毎週掲載しています。
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