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渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
第4963号 令和6年4月16日(火)発行
発行部数 9,543 部
【再録】天の声、総裁選で敗戦
ー福田赳夫その28ー私の履歴書 保守政権の担い手
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【再録】天の声、総裁選で敗戦
ー福田赳夫その28ー私の履歴書 保守政権の担い手
昭和の偉人たちが何を考え、失敗にどう対処し、
それをいかに乗り越え、どんな成功を収めたのか、
日本経済新聞に掲載されている、
自伝コラム「私の履歴書」から
探ってみたいと思います。
保守政権の担い手であった昭和時代の政治家を中心に分析。
歴史から未来をつくっていきたいと思います。
『保守政権の担い手─私の履歴書』
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「さあ働こう内閣」がようやく国民から評価され始めたころ、
二年間の自民党総裁の任期が近づき、
大平正芳の周辺で主戦論が強まってきました。
「福田さんは二年で大平さんに譲る密約をしているのだから当然退陣すべきだ」
などと触れ歩く人まで出てきます。
「大福密約」は一切ありませんでしたが、
ただ福田は自分の後継は大平であるべきことは固く心に期していたのでした。
大平は大蔵省で福田の七年後輩に当たり、
二度の津島寿一大蔵大臣時代に秘書官として同じ釜の飯を食った仲であり、
福田はそのころから大平を信頼できる人物と考えていたからでした。
ただ、大平の師匠の池田勇人氏と
福田が角突き合わせる関係になったものだから、
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