本日19日午前中に、イスラエルが「13日のイランのイスラエ
ルへの直接報復」への「直接報復」として、イラン国内へ三発のミ
サイル攻撃をした模様。報復は事前の予告があり「抑制的なもの」
だったとは言え、今回のミサイル攻撃はイラン国内のウラン濃縮
施設などの核施設の付近を狙ったもので、内外の市場を驚かせて
います。
おそらくイランもイスラエル国内の核施設を狙って「抑制的な
報復」へ再び打って出ることでしょう。
さて、
2024年のパウエルFRBは難しい舵取りに迫られています。
今のアメリカでは、政府も地銀も中小企業も中低所得の個人も負
債だらけで、「今現在進行形の長期金利の上昇」に耐えられない状
態です。
パウエルFRBは口が裂けても言いませんが、FRBが利下げを先送
りし続けると、長期金利が上昇し続けて、いつかは米国で「金融危
機」が起きてしまいそうなのです。
もちろん、危機の前には「アメリカ株式市場が10%くらいの大幅
下落が起きる(=パニックのようなもの)」が起きることでしょう。
「Sell In May」を10日後に控えている今のアメリカ株式市場
は、その「パニックの入り口」に立ったとみて良いでしょう。
2024年のアメリカ経済では、「インフレが再び鈍化してパウエ
ルFRBが利下げに着手できる」ようになるためには、「2024
年の何処かの地点でパニックのようなものが巻き起きて、アメリ
カ株式市場が10%くらい(?)調整する」ことは、「是非とも必
要」「必要悪」なのです。
今週のFRBメンバーたちは、パウエル議長を筆頭に「タカ派発言」
を繰り返して、確信犯的にアメリカ株式市場が調整入りするよう
にしています。
このままアメリカ株式市場が大幅調整し続ければ、パウエルFRB
は年内に(1~2回の?)利下げへ転じることが出来るようになる
でしょう。
これを境に、アメリカ株式市場および内外の株式市場は上昇へ。
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