メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

【渡辺勝幸4966号】奥州の関所における対応

渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン   第4966号 令和6年4月19日(金)発行   発行部数 9,543 部 【奥州の関所における対応】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【奥州の関所における対応】 わたくし(注:吉田松陰)は、さきに奥羽に旅行しましたが、 その地方の関所の規則、乱暴をするために設けたといえるものが多くありました。 まず越後から出羽に入るところに鼠関という関所があって、 これから荘内領になります。 ここは関役人がいなかったので、そのまま通り過ぎました。 それより行くこと十四、五里で酒田となります。 するとその土地の人が 「ここで鼠関でうけた手形を納め、  改めて新しい手形をうけて行かねばならない」 というので、わたくしは、 「さきに手形をうけなかったために、今、納めるものがない。  また改めてうける必要もない」 といってそこを去りました。 そしてさらに行くこと七、八里で女鹿につくと、 また関所があり、その関役人は大いにわたくしを責めて 「どうして手形を持っていないのか」 といいました。 わたくし「何の意味であるか」。 役人「わが国のきまりで、領地に入ってから出るまで、必ず手形を持っていなければ、 通行・止宿を許さぬことになっている。 前の宿にもどって手形を取って来られよ」。 そこでわたくしは、関所の傍らの民家に立寄ってたずねたところ、

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
  • 【仙台発!】政治家であり起業家である渡辺勝幸の日刊メルマガ。9年以上、3,500日以上連続でメルマガを書いています。政治経済の裏事情、起業家、経営者向けのおトク最新情報を、独自の視点と素早く貴重な情報で、意識の高い経営者、ビジネスパーソンに毎日お届け。1通20円ですが、得られる情報はメディアにないものとなります。失業、起業、震災、選挙落選、そして当選とここ数年波乱万丈な人生を送っている筆者が、東北の真の復興のための活動報告も。著者は宮城県議会議員(仙台市若林区)44歳。起業集団株式会社つくる仙台経営(起業支援、創業スクール事業)、東北大学大学院講師。
  • 660円 / 月(税込)
  • 日刊