最強格闘技解体新書/ S052号 『サバキの奥義・新章』
※注意
このメルマガの内容の一部または全文を無断で、購読契約をしていない
第三者にコピーなどして閲覧させる事は、著作権の侵害になります。
そのような事例が発覚した場合は、法的な手段を取らせていただくこと
があります。ご注意ください。またこのメルマガの内容を無断でSNSなど
にあげる行為も同等の罪に問われる可能性があります。
2024.04.22.発刊
※メルマガのバックナンバーはまぐまぐサイトから購入可能です
S052号 『サバキの奥義・新章』
サバキの研究解析も最終章に入ったなという感がある。おおよそ
ではあるが、芦原先生の凄さの根底にあるものがわかってきた。
これは、私一人の功績ではなく、私と共に研究してくれている若い
世代の人間が何人かいることによるものだ。彼らは、より深く芦原
先生の技術をこれからも解析していくはずだ。
サバキとは、相手の道着を掴んで崩すことだと思っている人は、
サバキの外側だけしか見ていない人である。
実に数年前の私がそうだったからだ。
すでに読者のみなさんには、お話してきたとおり、私がサバキの
奥が深いということになんとなく気づいたのは、直に芦原先生から
かわったワザをかけられたことがきっかけだった。
そのあたりの詳しい話については、過去にも話してきているので
ここでは省略するが、そうしたことがあり、私は芦原先生の技術で
あるサバキをより詳しく研究することになったのである。
私は、ガンですでに体力もかなり落ちてきたので、実質もうあと
どれくらいがんばれるかもわからない。もう数年でこのメルマガ
も終了することになるだろうと思う。そのため元気なうちに私の
手持ち資料も公開してしまおうと考えている。指導できるうちに
指導する機会も設けようと考えている。セミナーもやる予定だ。
私は、もとは剛柔流空手を学び、芦原先生と出会ったことで、その
術理のすごさに感動して、すぐに入門することになった。それから
芦原先生が亡くなるまで芦原先生の元で学び続けたということだ。
芦原先生のサバキとは、相手に触れた状態で相手を崩すという技
であった。それも瞬間にそういうことが出来たのである。つまり
芦原先生のサバキの凄さとは、相手を一瞬にして無力化し制圧で
きるという点にあった。これは、かつて天才といわれた武道家武田
惣角や剣聖宮本武蔵のレベルであると言える。そんなことは、あり
えないと思うのが普通だろう。そういう技をうけるまでは。私は、
芦原先生のそうした技を直接受けたためにサバキを探求すること
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)