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貞子第二メルマガ:アメリカ株式市場の大幅調整は アメリカ経済がソフトランディングするための「必要悪」~「リスクイベント」が近づいている????~

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2024/04/23
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目下の為替市場では「円売りバブル」とでも呼べそうな状態が続い ています。 4月16日現在、「投機筋による円の売り越し」が17万3,00 0枚を超えて積み上がりました。 これは、2007年夏以来の高さです。 振り返ると、過去の「投機筋による円の売り越し」は2007年6 月に最大規模の18万枚超えにまで積み上がった記録があります。 ちなみに、当時の「18万枚の売り越し」は2007年7月を経 て、8月にはゼロにまで急速に解消されてゆきます。 では、2007年6月・7月には何が起きたのでしょうか? 2007年6月・7月と言えば、「リーマン・ショック」の「前哨 戦」が始まった時期です。 2007年6月は、ベア・スターンズ傘下のヘッジファンドがサ ブプライム関連の商品で破綻、ベア・スターンズでは取り付け騒ぎ が起きました。 2007年6月当時は、サブプライム危機が表面化し始めたばか りだったのです。 2007年6月当時は、「円売りバブル」に浮かれる為替市場以外 では、「簡単に稼げそうな市場」が消失してしまっていたのです。 当時は、投機筋の投機マネーが「ここなら比較的簡単に稼げそう だ」ということで、「円売りバブルに浮かれる為替市場」に怒涛の ように押し寄せていたのでした。 なにやら、「今現在の円売りバブル」に賭ける投機筋を彷彿とさせ るものがあります。 2024年の春から夏にかけて、「なにがしかのショック」のよう な「リスクイベント」が待ち構えているかどうかは、さておき、目 下の内外の株式市場は不透明感を増しています。 そういった中で、「2007年6月を彷彿とさせるような円売りバ ブル」が2024年4月の為替市場でも巻き起きているように見 受けられます。 もし仮に、2024年に「リスクイベント」「パニックのようなも の」が起きるとしたら、それは長期金利の急騰かも知れません、あ るいは地方銀行の破綻かもしれません、突然の個人消費の冷え込 みかも知れません・・・・・。 2024年のパウエルFRBは難しい舵取りに迫られています。 2024年のアメリカ経済では、「インフレが再び鈍化してパウエ ルFRBが利下げに着手できる」ようになるためにも、「2024 年の何処かの地点でパニックのようなもの(リスクイベント)が 巻き起きて、アメリカ株式市場が10%くらい(?)調整する」こ とは、「是非とも必要」「必要悪」です。

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