辛坊治郎メールマガジン　第６８４号　４月２６日発行「ガザ侵攻の行方」

目次　　 1.ガザ侵攻の行方 2.ハイパー駄洒落クリエーター 　Ｎ氏のダジャレ日記 3.週刊物欲情報 4.近況 5.編集後記　ニューヨークにて ーーーーーーーーーーーーーー 　今週は久々に、 イスラエルのパレスチナ攻撃、 具体的には ガザ侵攻の行方について お話しましょう。 　今、 世界の多くの国の国民は イスラエルがガザ地区で 数万人の人を殺している事に 心を傷めています。 でもね、 ユダヤ教徒は勿論、 多くの原理主義的な傾向を持つ キリスト教徒は 本音の部分で イスラエルのガザ侵攻を 否定していない筈です。 それは聖書を読むとよく分かります。 そもそも、 今回の騒動の発端は 昨年10月の パレスチナ人によるイスラエル攻撃で、 この時に 1200人もの イスラエルの一般人が虐殺され、 数百人がガザ地区に拉致されました。 パレスチナに心を寄せる人々は、 虐殺以前に行われた イスラエルによる パレスチナ人迫害の歴史を 強調しますが、 今回の紛争の直接のきっかけが 昨年10月の「テロ」 にあったことは間違いありません。