田村耕太郎の「シンガポール発 アジアを知れば未来が開ける!」Vol.466
Be Real ~本物であれ!
最近の、西アフリカから来た娘の口癖。今の娘の周りでとても流行っているという。
「他人の基準で合わせた偽物になってはいけない」
という意味らしい。
これで私が最初に思いつくのが日本のスタートアップ周りのアホたちの
「最年少上場」
今でも言っとるアホがいてびっくりやわ。
こんなのこちらで聞いたことないわ!インパクト出したくてスタートアップやってんのに、なんで我慢できずに早々と小さいまま取引所の基準に事業合わさんといかんのや?
ただでさえ、日本の起業家やVCは我慢が足りず、意味ない極小なIPOが多すぎると世界のVC界でバカにされとるのに。アホな張り合い癖が強く、自信がないから他社の承認ばかり求めるアホや。偽物や。上場できても小さいままや。この偽物IPOゴールの成長しない株価ダダ下がり連中は市場からたたき出したれや。
起業した娘も、自分たちの想いややり方を重視して、多くのアフリカの女性を自立させると、というところにフォーカスしている。真のシードマネーを提供した私もそれでいい。早く成長してExitしろ、とか思わない。
他者基準ではなく、本物としてじっくり自分の目指すものを追求してほしい。
でも最近シンガポールまで起業相談に来る起業家が徐々に増えてきたけど、Realな起業家も増えてきたね。世界基準からは遠い、気セリの日本の証券会社やVCに騙されないでね。
私の投資先のいくつかは時価総額が兆円単位になっても儲かりまくっても、全くIPOの気配なし。お金も潤沢にあるし、投資家も辛抱強いし。こっちはそろそろ頼むわ。これが本物や。上場しても持ち続けるで!
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)