2024.4.29発行 j-fashion journal(554)
自立ビジネスには最終消費財を
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皆さん、こんにちは。
今月から埼玉県羽生市で勉強会が始まりま
した。地元の企業経営者の勉強会です。
どの企業も転換期を迎えています。縫製工
場は外国人研修生が来なくなり、存亡の危機
を迎えています。電気代や原材料費が高騰し、
採算が悪化した企業もあります。
しかし、こうした危機は何年も前から予測
されていました。それでも対策を立てなかっ
たのです。それを責めても仕方ありませんが、
といって、何もしないことが正しいともいえ
ないのです。
私は常に新しいビジネスを考える仕事をし
ていますし、新しいビジネスを考える癖がつ
いているのす。ですから、何かしらのヒント
は与えられるのではないかと考えている次第
です。
全体としては地域ブランドについてお話し
していこうと思っています。その第一の条件
が、最終消費財を扱うことだと考えています。
今日はそんなお話です。
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自立ビジネスには最終消費財を
1.自立したビジネスを目指す
2.最終製品と自立ビジネス
3.商品を作る前に行うべきこと
4.ブランド価値と投資
■編集後記「締めの都々逸」
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自立ビジネスには最終消費財を
1.自立したビジネスを目指す
欧米のサプライチェーンは基本的にメー
カー同士が連携している。糸メーカーは生地
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